井上樹彦日本放送協会会長

2026年7月14日・第221回国会 参議院 総務委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 14 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 146 発言)

お答え申し上げます。

NHKは、今後、放送だけでなくネットでも、正確で豊かな情報を広く伝え、人生に彩りを添える良質な番組、コンテンツを間断なく提供する役割、使命を果たし続けていく必要があります。

社会の共通理解を支える基盤としての使命は、放送と通信の融合が進む中でも、今後も変わることはない普遍的なものであります。むしろ、世界各地で社会の分断が顕在化していると言われる今こそ、一層こうしたことが求められているというふうに考えております。

私は、NHKが、放送や配信を通じて人々の役に立ち、励まし、時には命を救う、そうした人々の生きる力となる存在であり続けることを最も大切に考えております。

情報空間の参照点という理念に基づく取組は、情報が氾濫し、信頼性が揺らぐ中で、これまで以上に重要となっております。報道やコンテンツを通して、災害や国際情勢、生活情報などに係る正確で信頼できる情報を伝え、人々の安全と安心に貢献していきたいと考えております。

また、デジタル空間での偽情報や誤情報への対策はNHKの重要な使命だと考えております。NHKでは、本部と各地域放送局にファクトチェックの担当者を置いて、真偽不明の情報の確認、検証に連携して対応するなど、放送とデジタルの両面で正確な情報の発信に取り組んでいます。

こうした取組を通して、今後も情報空間の参照点となる正確で信頼できる情報を提供していく所存であります。

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