安野貴博 (チームみらい)

2026年3月24日・第221回国会 参議院 総務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 161 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 267 発言)

更なる加速推進に取り組んでいくという力強いお言葉をいただいたので、非常に心強く感じております。是非、今後もこの加速というところを、テクノロジーの活用の加速というところをやっていただければと思います。

次の質問に参ります。

まさにそのテクノロジー活用の一つの側面であるシステム開発に関するところですが、ふるさと住民登録制度におけるふるさと住民アプリについて伺いたいと思います。

こちら、チームみらいといたしましても、人口減少が加速する中で、地域の関係人口の増加であるとか可視化、担い手の確保というふるさと住民登録制度の目的は大変重要だと考えております。そして、そのためにアプリを活用するというアプローチも、これも理解できるところでございます。

一方で、開発の予算、そして進め方、ここには疑問があります。国費を投じてアプリを開発し、全国規模で展開していく以上、目的に沿って有効な予算の使い方をするべきだと考えております。過去にも政府主導のアプリが利用者の定着に至らなかった例というものがございまして、同じ轍を踏まないようにする必要があると考えています。

本取組について、三点お伺いしたいと思います。

まず第一に、KPIの設計についてでございます。

地方創生二・〇基本構想では、十年で実人数一千万人、そして延べ一億人という目標が掲げられております。ふるさと住民登録の一千万人というこの目標数値がどのように設定されたのか、その考え方を教えていただければと思います。

また、その最終目標が一千万人、最終というか、十年間の目標が一千万人というところでございますけれども、年度ごとの中間目標であるとか、あるいはその登録者数だけではなくて、実際に何回行ったのか、どれくらいのお金を落としたのか、参加率どうだったのか、そういったようなほかの評価指標を用いるということは考えておられるか、ここに関しても御質問したいと思います。

そして、二つ目の質問でございまして、利用者の獲得と定着戦略についてでございます。

ふるさと納税、これが現在一千万人以上に利用されている背景には、税控除という極めて明確なインセンティブが存在したからだと考えております。一方で、ふるさと住民登録制度のインセンティブ付け、これはどういったものがあるのか、お伺いしたいと思います。

また、一般に、アプリ、これは運営するときに開発してリリースして終わりということはなくて、その後、利用者をいかに継続的にアプリを使ってもらえるようにするのかであるとか、どのようにアプリの認知を高めていくのか、こういった設計、運用を含めた体制も必要になってくると思っております。

今回の予算三十二・一億円の中にはインセンティブの経費は含まれていないと承知をしておりますが、こういったものを来年度以降、追加的な予算措置として想定されているかどうか、お伺いしたいと思います。

そして、最後、第三にというところですが、この開発費三十二・一億円の妥当性についてお伺いしたいと思います。

比較のために申し上げると、東京都が昨年リリースしたアプリ、東京アプリの開発費は約九・四億円であり、新型コロナウイルスの接触確認アプリ、COCOAの開発費はリリースまで約三・八億円でございました。こちら、配付資料の一枚目に、これまでの自治体や政府がつくったアプリの主要なものの予算を記載をしております。

このふるさと住民アプリの三十二・一億円、どういった考え方でこういった予算になったのか、考え方をお示しいただければと思います。

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