林芳正 (自由民主党)総務大臣

2026年3月24日・第221回国会 参議院 総務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 160 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 267 発言)

基本的に、今委員がおっしゃったことに全く違和感はございません。人口減少進む中で、このデジタル技術といろんな技術を徹底的に活用して地域課題を解決していく、大変大事なことであると思っておりまして、このAI等のデジタル技術を活用した各種実証を通じまして、地域課題の解決につながる先進的ソリューション、これを創出し、早期実用化を促進するための地域社会DXというのを推進しておるところでございます。

今年一月に仙台市に行ったときに、完全無人の自動運転のために必要とされる遠隔監視等の通信システムの実証状況を視察するということで、自動運転バスに試乗させていただきました。やはり地域の足の確保に貢献する可能性を大いに感じたところでございます。

また、一昨日ですが、鹿児島県を訪問させていただきまして、ICT海洋観測ブイ、海の海温とか酸素量とか、そういうものを自動的に観測して漁師さんの携帯、スマホに逐次送ってくるということで、前は餌をずっとのべつ幕なしにまいていたのを、そうしたデータに応じて餌の量を調整する。さらには、赤潮発生の兆候把握等の水産業のスマート化と、こういうことをやっておられました。

また、同じ鹿児島で、無人自動走行作業システムを用いたロボット茶摘み等の農業のスマート化ということを見せていただきました。この機械で何人分ぐらいになりますかと言ったら、最初、御質問の趣旨が分からなくて一人で運転できますと、こうおっしゃっていたんですが、茶摘みの作業の何人分ぐらいですかと言ったら、五百人分ぐらいだと、こういうふうにおっしゃっておられたので。

まさに、こういったものを、農水大臣の頃、いろんなイチゴ摘み機とかも見させていただきましたが、当時はまだ試作段階で一千万、二千万するということで、誰が買うんだろうなと思いましたけれども、実際に技術があって、それを実装化していく段階のハードルを越えていくというのが非常に肝でございまして、先ほど申し上げたような政策をいろいろ駆使してそこを乗り越えていくと、かなりこのスマート化といったことで、人口減少が進むことに対しての対応策になり得るということをこの間も実感をいたしましたので、こうした現場の声に耳を傾け続けながら、地域社会DXの更なる加速推進、取り組んでまいりたいと考えております。

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