恩田馨総務省大臣官房地域力創造審議官

2026年3月24日・第221回国会 参議院 総務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 164 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 267 発言)

私の方からは、二点目と三点目の関係につきましてお答えを申し上げたいと思います。

まず、二点目の関係でございますが、ふるさと住民アプリの定着、利用者獲得、そういったことをどうしていくんだということでございます。

ふるさと住民登録制度につきましては、住所地以外で継続的に関わる地域を、誰でも簡単にスマホのアプリで登録できる仕組みにすることとしておるところでございます。

具体的には、登録区分に段階を設けまして、誰でも関心がある自治体を登録できるベーシック登録によりまして、登録者の関心に応じた地域の様々な情報を提供するとともに、地域での担い手活動等によりまして一定の貢献をされた方々をプレミアム登録と位置付けまして、活動をサポートする施策を提供することを想定しておるところでございます。

また、登録者が地域とオンライン上で交流することができるコミュニティールームの設置、ユーザーにとって使いやすい仕様とすることなどによりまして、多くのユーザーの登録につなげてまいりたいと考えておるところでございます。

こうした点につきましては、モデル事業を来年度実施する予定でございますので、その実証や運用を進める中で、ユーザーから寄せられるニーズも踏まえながら柔軟に対応してまいりたいと考えておるところでございます。

また、アプリの利便性、制度の有効性につきましては、広く国民の皆様に知っていただくことが重要だと考えておりますので、関係府省庁、自治体、民間事業者と連携しながら、様々な機会を捉え周知に努めてまいりたいと考えております。

こうした取組を通じまして、多くのユーザーの定着を図り、地域の担い手確保、活性化につなげていくことができるように取り組んでまいりたいと考えております。

次に、三点目の御質問いただきました、アプリの開発費の積算方法、リリースまでの進め方等についてでございます。

ふるさと住民登録制度につきましては、できるだけ多くの国民や自治体が利用できるアプリの仕様を考えておりまして、十分な規模のデータベース、スペックを備えた上で、マイナンバーカードによる本人確認への対応、高度なセキュリティー対策を講じること、既存の自治体の取組や民間事業者との連携への対応ができること、こういったことが必要な要素と考えておるところでございまして、こうした要素を盛り込んだアプリを開発することができるよう、他のシステムにおける開発経費や事業者からの聞き取り、そういったものも踏まえまして、令和七年度の補正予算として三十二・一億円を計上したところでございます。

開発に当たりましては、ユーザーのニーズ、運用状況を適宜適切に反映しながら柔軟に対応していくことも重要だと認識しております。このため、アプリの正式なリリースに先立ちまして行うモデル事業において、簡易な機能による試用版を活用した実証を行い、結果を開発にまたフィードバックしていくことも考えておるところでございます。

こうした段階を経ながら、多くの国民、自治体に御利用できるアプリとなるよう開発に努めてまいります。

以上です。

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