林芳正 (自由民主党)総務大臣

2026年3月24日・第221回国会 参議院 総務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 65 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 267 発言)

今御指摘がありましたように、公立病院は医師や看護師等が不足していると、また人口減少と、こういうことに加えて、人件費が増加したりとか、それから材料費が上がったりということで、大変厳しい経営環境に置かれていると認識をしております。

また、施設の建て替え等、我が地元もそうなんですが、計画したときにはロシアのウクライナ侵攻前だったんですが、実際に工事が始まりますと、その侵攻が途中であって、物価が上がって当初の見積りよりも多額の資金が建設に掛かったと、こういうような事例もあるわけでございます。

診療報酬等による独立採算が原則であるということは言うまでもないことでございますが、その上で、今委員からも御指摘があったように、不採算医療、これは地域医療にとって重要な役割でございまして、これを公立病院が担っていると、こういうことも踏まえまして、総務省として必要な地方財政措置を講じてきたところでございます。

診療報酬等に関しては、厚生労働省において、令和七年度の補正予算で医療・介護等支援パッケージとして約一兆円規模の支援を実施するとともに、令和八年度の診療報酬改定、これは二か年平均プラス三・〇九%という水準の本体改定率とされたと承知をしております。

その上で、令和八年度地方財政計画においては、公立病院が地域に必要な緊急医療等を引き続き提供できますように、病院事業に対する繰り出し金につきまして、前年度比六%増の八千三百五十三億円計上いたしました。それとともに、交付税措置を拡充することとしております。

今後とも、関係省庁と連携しまして、公立病院の置かれた状況をしっかりと踏まえて、持続可能な地域医療提供体制、これを確保するために必要な地方財政措置を講じてまいります。

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