成田浩司環境省大臣官房審議官

2026年4月1日・第221回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 102 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 121 発言)

お答え申し上げます。

事業用の食品ロスにつきましては、令和五年度におきまして全国で年間二百三十一万トン発生しておりまして、このうち外食産業から発生する食品ロス量は食べ残しを含めて六十六万トンであることから、これを削減していくことは重要であると認識いたしております。

このような認識の下、飲食店などにおいて、食べ残したものを容器を用いて持ち帰る活動としてmottECO事業を実施しているところでございます。この活動の趣旨に賛同する事業者、地方自治体などから構成されるmottECOコンソーシアムが令和三年に設立されたところでございますが、その時点では二団体から構成されていたところでございますけど、令和七年度末においては三十三団体まで増加しているところでございます。令和七年度においては、コンソーシアム全体として千五百店舗で実施いたしまして、一年間で百七トンの食品ロス削減を達成したところでございます。

こうした取組を更に後押しすべく、mottECOコンソーシアムの活動などにつきまして、食品ロス全国大会での表彰を通じた発信や、mottECOに関するモデル事業を通じた優良事例の創出、横展開などにより、事業者や地方自治体などの取組を支援しているところでございます。

なお、mottECOの普及活動を通じまして、消費者の行動変容を促すことにより、外食の食べ残しに限らず、家庭での食品ロス削減にもつながることが期待されるため、環境省といたしましても事業者の支援などを継続する予定でございます。

他方で、全国規模で見ますと、現時点ではmottECOが幅広く展開できている状況にはなっておりません。今後、更なる普及拡大が課題であると認識いたしております。このため、今月上旬には、外食事業者等がmottECOを導入、実践するための参考となるよう、mottECO導入の手引を公表する予定でございます。

今後とも、関係省庁と連携しながら、食品ロス削減の取組が進むよう、引き続き努力を進めて、取組を進めてまいる所存でございます。

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