大島九州男 (れいわ新選組)

2026年4月23日・第221回国会 参議院 財政金融委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 104 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 127 発言)

れいわ新選組、大島九州男でございます。

今回、公的資金の投入ということで、私自身、公的資金の投入というのの印象は、一九九七年に北海道拓殖銀行が潰れて、翌年に日本長期信用銀行、これが破綻をするというときに一時国有化されて八兆円規模の公的資金を投入したという、そういう歴史がありましたよね。その後、二〇〇〇年ぐらいに大手ゼネコンのハザマが潰れるというので、大手ゼネコンが倒産をすると失業者が増えるから、これに公的資金を投入しようじゃないかというような議論があったと。で、当然、その銀行に公的資金を投入するというのは、預金者保護の関係もあったりするし、国民に直接利益があるので国民は文句はなかったと思うんです、当時。ああ、それは大変だよなと、まあ、それはいいよねと。

ところが、大手ゼネコンとかに公的資金を投入するというのは、これはちょっとおかしいんじゃないかと。いや、それは政府は、いや、ゼネコンから献金もらっているから、そういったところでお金出すんじゃないかというような、そういう議論が当然出てきますよね。

それで、ふと気付いたら、ああ、そうかと、銀行に公的資金を投入するというのは、それは国民は何も言わないわけだから、じゃ、銀行にその大手ゼネコンの不良債権を処理をさせて、そして銀行に公的資金を投入すれば、あっ、これは問題ないんじゃないかというふうに考える考え方というのは当時私はあったんじゃないかと。これ、ハザマの銀行は、第一銀行と三菱信託、みんなで協議をして、いや、ハザマの債権処理を決めましたと。

当時、金融庁の次長さんのコメントで、いや、これは、私的整理というか、政府は余り関係ないんだというような記者会見のコメントを見て、いや、そんなことはないだろうと。日本長期信用銀行が、もうそのときには一時国有化されて、八兆円規模の公的資金を受けて、そして経営しているところが、いやいや、そんな相当の債務の免除をやるなんていうのはあり得ないなと。当然、そういった一つのスキームでいろんな大手ゼネコンの不良債権を処理をしていったと。で、銀行がそういうことをずっとやるものだから、国民は何と言うかというと、いやいや、何で銀行ばっかりにそういう公的資金を投入するんだという世論が沸き上がりますよ、沸き起こる。

じゃ、当然、金融庁としては銀行に対しても厳しい姿勢を示さざるを得ないという状況になって、結局どうなったか。風が吹けばおけ屋がもうかるで、そういう流れの中で、銀行に対して、自己資本比率、まあ身体検査を厳しくするぞというような処置をしたおかげで中小企業の貸し剥がしが始まって中小企業が潰れていったと。私はこういう流れだというふうに思うんですね。

だから、大臣、当時財務省にいらっしゃって、私は、その歴史の中で、公的資金というのはそういう流れで、最終的にこの中小企業の貸し剥がしで中小企業が潰れていった一つの要因だったんじゃないかという思いがあるんですけど、そこのところの見解を聞かせていただきたいと思います。

前後のやりとり

100の発言を見る

108の発言を見る

顔写真の出典(Wikimedia Commons、4件)