御質問ありがとうございます。
二点申し上げたいと思います。
まず、科学的な分析とかについての話ですが、そういうのをなりわいにしているというか、ふだんそういうことの分析をしている者として申し上げると、結局、いろんな形でできるだけ多くのデータとか使って分かっていくことというのは、この程度に確からしいということが分かるというだけだということなんですね。この程度の確率で例えばこういうことが平均的には起こるということまでは分かるというのはそういうことで、むしろ、分からないところ、それはいろんなほかの要素による、偶然の要素とか含めていろんなことによって違ってくるというようなことがむしろあるというのを含めて分かっていくというのが、こういったデータとか使って分かっていくことなんだということがまず一つかなと思います。
その上で、もう一つ、二点目なんですけれども、今回の交通安全の話で申し上げると、やっぱりこれは具体的に行政の側でやっているその政策、施策の評価ということになるので、この場合だと、これカーブミラーとかそういう道路の設備ですね、そういう設備をやるとどれだけ効果が上がっていくかということの分析をやっぱりしているということになるわけです。
そのことと、御質問の中にあったような、事故がなぜ起こるかといったときに、それは、当然ですけれども、運転手側の要因とかいろんなものが絡んでくるというのはもちろんですので、それがどの程度の割合なのかということは、やっぱりまた別途、そういうことの分析、これは交通安全とかを専門にしている側の、研究者の側とかがそういうことの分析しているわけですね。ですから、そこをだからやっぱり合わさった形で分析していくことで初めてもっと良いところに進んでいけるんじゃないかという話にもなるわけです。
施策の分析、政策の分析としてはここの部分をきっちりやるということになりますけど、だけど、その安全を高めていくという観点からしたときに、その事故が起こるという原因をより広く分析しているような研究者の側と結び付けていくという、そういうことが必要になってくるんじゃないかということを申し上げたかったということになります。
以上です。
74
芳賀道也(国民)
ありがとうございました。
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岩本麻奈(参政)
参政党、医師の岩本麻奈です。
本日は、辻先生、曽我先生、小野先生、大変示唆に富むお話をありがとうございます。
私は、コロナ検証などを通じてEBMの功罪みたいなものをずっと感じていた者なんですね。今回、この小野先生の最後の四ページ目のところの、国民の立場から、なされるはずの徹底的な検証がなされていないと感じるものとして、例えば地方創生一・〇や新型コロナ対策などがあるって書かれていたのを見て、我が党では新型コロナ対策の徹底検証というものを党を挙げて法案を出しておりますので、これは大変心強く思いました。
それで、私の方なんですけれども、やはりEBPMにつ…
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76辻辻琢也一橋大学大学院法学研究科教授
EBPM自体は、方向としてはやっぱり否定する人は誰もいないので、これどんどん使っていこうということになっていると思います。
私が領域別で見ると、やっぱり一番進んでいるのが医療、健康の領域、これは比較的、第一線の研究とそれに基づく実践が非常に近い形になっていると。だから、ただ、健康寿命を延ばすとか延ばさないかということをもうどこまで学術的に極めるかということと各団体で実践しているところにちょっと差があったりします。
それから、医学上は効果が認められないけど、いわゆる指針外のいろんな検診ですね、これ結構自治体の中でもやられていたりします。これをどうしたら…
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- (上の発言)
77曽曽我謙悟京都大学公共政策大学院院長
御質問ありがとうございます。
二点申し上げたいと思います。
まず、科学的な分析とかについての話ですが、そういうのをなりわいにしているというか、ふだんそういうことの分析をしている者として申し上げると、結局、いろんな形でできるだけ多くのデータとか使って分かっていくことというのは、この程度に確からしいということが分かるというだけだということなんですね。この程度の確率で例えばこういうことが平均的には起こるということまでは分かるというのはそういうことで、むしろ、分からないところ、それはいろんなほかの要素による、偶然の要素とか含めていろんなことによって違ってくるというようなことがむしろあるというのを含めて分かっていくというのが、こういったデータとか使って分かっていくことなんだということがまず一つかなと思います。
その上で、もう一つ、二点目なんですけれども、今回の交通安全の話で申し上げると、やっぱりこれは具体的に行政の側でやっているその政策、施策の評価ということになるので、この場合だと、これカーブミラーとかそういう道路の設備ですね、そういう設備をやるとどれだけ効果が上がっていくかということの分析をやっぱりしているということになるわけです。
そのことと、御質問の中にあったような、事故がなぜ起こるかといったときに、それは、当然ですけれども、運転手側の要因とかいろんなものが絡んでくるというのはもちろんですので、それがどの程度の割合なのかということは、やっぱりまた別途、そういうことの分析、これは交通安全とかを専門にしている側の、研究者の側とかがそういうことの分析しているわけですね。ですから、そこをだからやっぱり合わさった形で分析していくことで初めてもっと良いところに進んでいけるんじゃないかという話にもなるわけです。
施策の分析、政策の分析としてはここの部分をきっちりやるということになりますけど、だけど、その安全を高めていくという観点からしたときに、その事故が起こるという原因をより広く分析しているような研究者の側と結び付けていくという、そういうことが必要になってくるんじゃないかということを申し上げたかったということになります。
以上です。
78小小野達也追手門学院大学地域創造学部教授
二点ほど申し上げたいと思います。
まず一つは、統計的な分析がなされて、その結果をどう捉えるかということで、やはりこれ本当に統計的に有意なのかというような判断ですとか、あるいは、外的妥当性というか、このケースだけということではなくて、ほかにも共通のものと考えられるのかなんという判断は、これやっぱり、どうしてもある種の統計リテラシーというか、そういうものが必要な話だと思うんですね。
これは、恐らく、省庁の例えば分析を担当されている方で、でも別にそういう教育を受けたわけではないという方でもある種のチェックが必要であるという気付きができるぐらいのレベルという…
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岩本麻奈(参政)
時間が余りないんですけれども、やはり第三者評価というのもちょっと気になっておりまして、医療では、例えば製薬会社が社内で評価するとか、医者が、治療した本人というか、ではなくて、医者自身が評価するというのは普通は余りないんですけれども、やはり日本のEBPMの方は、その実施主体が割と省庁とかそういうところが自らやっている場合が多いんじゃないかなと思いまして、独立した公益の第三監査機関というのが必要じゃないかななんて思うんですけれども、この点に関しても、短くていいですので、お三方、お願いできるとうれしいです。
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芳賀道也(国民)
そろそろ時間も迫っていますので、済みませんが、一言ずつ、お三方、お願いできますか。
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