上野賢一郎 (自由民主党)厚生労働大臣

2026年6月2日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 81 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 225 発言)

御指摘の観点、まさに現場で頑張っていただいている皆様の率直な御意見ではないかというふうに感じました。

人手不足の中で、労働生産性を高め、心身の健康の維持を前提に柔軟で多様な働き方ができるようにして、労働参加を進めることが重要だと考えております。

御指摘の感情労働分野は、対人サービス業と重なる場合が多いかと思います。シフトを組むために変形労働制が活用されているような場合もあるというふうに承知をしております。このような分野に限らず、労働者の健康確保などの観点から、勤務からの解放に関わるルールとして勤務間インターバル制度、また、いわゆるつながらない権利を求める、そうした御意見もあろうかと承知をしています。

勤務間インターバルについては、十一時間のインターバルを義務化する方向で検討すべきだという御意見がありますが、その一方で、現行の努力義務の下で各企業の実態に応じて様々な制度を導入しているので、画一的な規制には反対だといった御意見もあります。

また、つながらない権利については、企業の垣根を越えた労使の相互理解の下に取組を進めなければ実効性が上がらないため、法制化も念頭に置いた検討が必要という御意見もありますが、まずは、メール送付の抑制やシステムへのアクセス制限などの手法の通知を行って、社会全体の意識改革を進めることが重要だという意見も示されているところであります。

いずれにいたしましても、労働時間規制の見直しについては、今後、夏以降の労働政策審議会において具体的な議論を行っていく予定でございまして、御指摘のような観点もそうした議論の中で進んでいくというふうに考えています。

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