ありがとうございます。
まさに、私どももそこの部分を非常に懸念をしております。格差が広がるのではないかということです。
平成三十年に報告されたがん患者体験調査というのがございます。この中では、四・九%のがんの患者さんたちが治療を経済的な理由から諦めたということになっています。実は、重要なのは、これサブ解析といって更に細かい解析が行われており、属性、そのやめられた、諦めた方、四・九%のうちでも、四十歳未満の若年の女性、これは一二・一%です。それから、正社員の男性では八から八・五%と非常に高いということが分かっております。
また、離職率に関しましては、正社員の方と比べて、非正規雇用の方は一六・六%と四倍の格差が付いているんですね。こうしたものをやはり縮めていくことが社会保障だというふうに思っております。
健康日本21では、健康寿命の延伸とともに健康格差の縮小というものが目標に掲げられていると思います。健康の社会的決定要因という言葉があります。本人の医学的な状況だけではなくて、置かれた環境、自分が自らそれを選ばずも置かれたという環境によって、寿命だったり、それから健康の格差というものがあるというもの、罹患率、治療成績にも影響があるということが分かっておりますので、是非、今回の改定によってもこの格差を縮めるための方策というものをしていただきたいと思います。
言葉としては、例えば、女性と男性の差があったり、大企業と中小企業の差がある、七十歳未満と七十歳以上という形で分かれていくようなことになっているのが今の改正案だと思っております。社会福祉の基本理念は、こうした分断を生み、それを増長させるものではないと思っております。是非、次の議論に向けて、将来に禍根を残さないように、しっかりと哲学を書いていただきたいと思っております。
以上になります。
82城城守国斗公益社団法人日本医師会常任理事
ありがとうございます。
今、安藤参考人もおっしゃいましたけれども、今回、この膨れ上がる、増加する医療費に対して、現在の医療保険制度の持続可能性という観点から、その対応をどうしていくのかというくくりの中でこのOTC類似薬のこの議論が出てきたと認識しております。
社会保障審議会医療保険部会においての議事録を御覧になっていただいたらお分かりかと思いますけれども、私は、元々この医療保険部会ではこのOTC類似薬を保険適用から外すという議論で大勢が賛成をされている状況でしたので、我々医療者としては、それには断固反対。それは、患者さんの負担が増えるということ、さら…
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83
小川克巳(自民)
天畠君が発言の準備をしておりますので、お待ちください。
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84
天畠大輔(れいわ)
ありがとうございます。
障害者を含め、低所得者への配慮を確実に確保すべきですね。代読お願いします。
次に、桜井参考人に伺います。
高額療養費制度が医療費総額の約六・八%にすぎず、見直しによる医療費抑制効果が限定的である一方で、患者にとっては極めて大きなリスクを伴う改革であると指摘されています。
がん患者の多くは、高額な治療費を継続的に支払いながら、仕事や日常生活を維持しようと努力されていますが、今回の見直し案による自己負担増が、がん患者の就労継続や社会参加に具体的にどのような負の影響を与えると懸念されますか。
また、今回の見直しががん患者の健康…
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- (上の発言)
85桜桜井なおみ一般社団法人全国がん患者団体連合会副理事長
ありがとうございます。
まさに、私どももそこの部分を非常に懸念をしております。格差が広がるのではないかということです。
平成三十年に報告されたがん患者体験調査というのがございます。この中では、四・九%のがんの患者さんたちが治療を経済的な理由から諦めたということになっています。実は、重要なのは、これサブ解析といって更に細かい解析が行われており、属性、そのやめられた、諦めた方、四・九%のうちでも、四十歳未満の若年の女性、これは一二・一%です。それから、正社員の男性では八から八・五%と非常に高いということが分かっております。
また、離職率に関しましては、正社員の方と比べて、非正規雇用の方は一六・六%と四倍の格差が付いているんですね。こうしたものをやはり縮めていくことが社会保障だというふうに思っております。
健康日本21では、健康寿命の延伸とともに健康格差の縮小というものが目標に掲げられていると思います。健康の社会的決定要因という言葉があります。本人の医学的な状況だけではなくて、置かれた環境、自分が自らそれを選ばずも置かれたという環境によって、寿命だったり、それから健康の格差というものがあるというもの、罹患率、治療成績にも影響があるということが分かっておりますので、是非、今回の改定によってもこの格差を縮めるための方策というものをしていただきたいと思います。
言葉としては、例えば、女性と男性の差があったり、大企業と中小企業の差がある、七十歳未満と七十歳以上という形で分かれていくようなことになっているのが今の改正案だと思っております。社会福祉の基本理念は、こうした分断を生み、それを増長させるものではないと思っております。是非、次の議論に向けて、将来に禍根を残さないように、しっかりと哲学を書いていただきたいと思っております。
以上になります。
86
天畠大輔(れいわ)
代読します。
次に、城守参考人に伺います。
今回の改正案では、分娩について、お祝い膳や個室料などの特別なサービスは自己負担として、更に見える化するとしています。
重度障害や疾患のある人が分娩に向けて入院するに当たっては、支援区分四以上や特殊なコミュニケーションが必要な場合には重度訪問介護を院内で利用できる、ヘルパーが付き添えることになっています。
ただ、そういった場合、複数人の出入りによる感染症の蔓延の防止や同室の方たちへの配慮から、病院側から自己負担での個室への入室を依頼されることがあります。しかし、障害があるがゆえに不可避なサポートや対処は合…
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87
小川克巳(自民)
申合せの時間が参っております。コンパクトにお願いをいたします。
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88城城守国斗公益社団法人日本医師会常任理事
はい。
今の御質問ですが、今後、この制度の議論をしていくに当たってのポイントになる点であろうと思います。
端的に申しますと、医療保険制度、医療保険財源でカバーする部分と、そして、今おっしゃられたように、障害福祉サービスという部分において、これは合理的配慮に十分に当たるというふうに私も思いますので、これに関しては、この障害福祉サービスの範囲としてこの個室料なりなんなりの手当てを付けるというふうな形が妥当なのではないかなと思いますが、これに関しては今後のその検討会での議論に委ねるということになろうかと思います。
私からは以上です。
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