嘉田由紀子 (日本維新の会)

2026年6月15日・第221回国会 参議院 決算委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 239 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 344 発言)

ありがとうございます。国立だけではなくて、地方も、海外から来られる方たちもたくさんおられますので、ここの展開をお願いいたします。

二点目は、今回は、今回のその石油資源の不足で改めて再生可能エネルギーの重要性が認識されております。水や風や、そして太陽からエネルギーを得る、これは大変大事な方向でございますが、ただ、元々の自然資本であり、大変価値のある森林を破壊してまで果たしてこの再生可能エネルギーを広げる必要があるのかどうか、その見極めが必要だと思っております。

今、実は、環境影響評価手続中の陸上風力発電事業は全国に二百六十か所あります。そのうち、国有、民有の保安林を含む計画が百七十一か所。言うまでもなく、保安林というのは水源涵養やあるいは土砂災害の防止。そして今、都市部に熊が出てきて困っていると。実は、熊の生息域も、奥山を開発したり、メガソーラーや風力発電で人間が追い出しているという側面もあります。

そこで、この貴重な社会的公益性を確保する保安林ですが、林野庁さんに伺いますけど、風力発電の整備により保安林を解除した事例、これまでどれくらいあるでしょうか。

本来、森林を守るべき林野庁が保安林の解除マニュアルというのを作っております。私も改めてびっくりしたんですけれども、微に入り細に入り、いかに保安林を解除するかと、しかも、国有林野まで貸付けをしますというところまで、細部までマニュアルを作っていただいている。これは、ある意味で森林を守るべき林野庁の役割を失おうとしている。自然が大事だ、森が大事だという者たちに対する裏切り行為。

私などは、実は、千四百五十万人の近畿圏の琵琶湖・淀川水系の水源を守るために四十年以上研究もし、また滋賀県知事としても水源確保をしてまいりました。そういう中からすると、本当にこの政策どうなっているんだろうと改めて驚いているんですけれども、その上、外資系の事業者による風力発電の事業も広まっております。

ここの辺りの見解、林野庁長官、お願いいたします。

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