村瀬佳史資源エネルギー庁長官

2026年7月16日・第221回国会 参議院 経済産業委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 175 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 250 発言)

まず、DX、AX、GXの進展によりまして電力需要の増加が見込まれる中で、民間金融を補完して、資金調達が難しい投資期間が長期かつ大規模な電源や送配電の整備を促進するために、今回の改正法案においては電力広域機関による貸付制度を盛り込んだわけでございます。本制度は特定の電源種のみを対象とするものではありませんけれども、その制度趣旨を踏まえて、一定規模以上の電源を対象とするとともに、電力の安定供給と脱炭素化の両立に資する電源への投資を優先的に支援していく方針でございます。こうした観点から、委員から御指摘いただいたような、一定規模以上であれば、例えば水力ですとか地熱発電も貸付けの対象となり得るというように考えてございます。

水力や地熱への投資促進におきましては、今般の貸付制度のみならず、FIT・FIP制度や水力向けの補助金、それから地熱事業者向けのリスクマネーの供給などによる支援にも取り組んでいく方針でございます。規模要件などを満たさず、仮に今般の貸付制度の対象とならない場合であっても、今御指摘いただいたような水力や地熱といった地域に根付いた分散型の再生可能エネルギーのようなものは非常に重要だという認識に立って、これらの仕組みを活用しながらしっかりと後押しをしてまいりたいと考えてございます。

また、今回の制度の措置の対象となる送電線につきましては、地域間送電線と大規模な地域内の送電線を対象とすることとしてございまして、これらの大規模な送電線への投資が進めば広域での再エネの活用につながるなど、更なる地域に根付いた再生可能エネルギーの導入拡大にも資すると考えてございまして、しっかりとそうした後押しをしてまいりたいと考えてございます。

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