小杉裕一防衛装備庁装備政策部長

2026年7月16日・第221回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 76 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 153 発言)

お答えいたします。

防衛省といたしましては、高度化、巧妙化するサイバー攻撃に対応するためには、防衛省と契約関係にあるプライム企業のみならず、サプライヤーを含む総合的、一体的にサイバーセキュリティー対策を講じることが重要と考えてございます。

このため、防衛産業の機微な情報を取り扱う保護システムのサイバーセキュリティーを万全にするため、委員御指摘の米国防省と同等の基準である防衛産業サイバーセキュリティ基準を適用することとしており、中小企業の方々に対しましても丁寧な技術的、財政的支援を行っているところでございます。

例えば、防衛生産基盤強化法に基づき、防衛省から提供する機微な情報を取り扱う企業のサイバーセキュリティー強化のため、一次サプライヤーや二次サプライヤーを含む中小企業を中心に、令和七年度までに累計約四十件、金額にして約三億円の取組を認定し、支援してございます。このうち中小企業向けは約三十件、約二億四千万円となってございます。

また、企業におきましては、この基準への全ての項目に適合できるよう、参入におきましては、マニュアルの防衛装備庁ホームページへの掲載や企業説明会の開催といった支援を行っておりまして、契約後につきましては、この基準に基づき、防衛省が継続的に情報セキュリティー監査等を行い、必要に応じて改善を促すなどをすることによって全ての項目を満たし続けることを求めております。

防衛省としましては、防衛産業を取り巻くサイバー脅威の動向を踏まえつつ、防衛産業サプライチェーン全体の情報セキュリティー水準の向上に向けまして、必要な施策の強化に取り組んでまいる所存でございます。

前後のやりとり

72の発言を見る

80の発言を見る