平木大作 (公明党)

2026年7月16日・第221回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 73 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 153 発言)

現下のホルムズ海峡の状況、ここから少し俯瞰して考えたときに、今ホルムズ海峡で起きていることから何をじゃ我々学ぶのかといったときに、一つの指摘として、そもそもこの海峡を封鎖するということが大分従来考えていたよりも簡単になってきた、そして、その影響というのが、これも従来に比べて本当に広範囲に及ぶようになってきた、こういうことなんだろうと思っています。

十一年ほど前に平和安全法制の議論をしていたときには、まさに海峡の中に機雷を敷設されたらこれはどうするんだと、取り除いて通ればいいのかみたいな議論をしてきたわけですが、もう今や考えなきゃいけないのが機雷だけではなくなってしまったということなわけです。沿岸監視システムですとか陸上発射型の対艦ミサイル、ドローン、無人水上艇、こういったものと、ある意味どれも最高性能のテクノロジーを使っているわけじゃないんですけれども、安価な技術で、機雷と組み合わせることによって海峡の封鎖というものが、ホルムズ海峡三十三キロありますけれども、できるようになってしまったという本当に難しさがある。

そして、世界の貿易も大きく、かつてと比べて広がってきたわけですけど、加えて、こういったホルムズ海峡以外も、貿易とかエネルギーの流れがごく少数のこの狭い航路に実は集中しているということで、その影響も大きくなってきた、こういうことだろうと思っています。

今日、経産省にも来ていただいています。これ、我々のインド太平洋地域というところに目を転じると、同様に、例えばマラッカ海峡ですとか台湾海峡、ルソン海峡、サプライチェーンにおけるこのいわゆる海路の要衝というものがたくさんあるわけであります。こういう中にあって、この海路のチョークポイントというものをきちんとやっぱり意識した形での、例えばエネルギー供給元の分散ですとか、あるいは、様々、経済安全保障上の観点から、グローバルサウル支援、例えばこの深い港の整備ですとか、様々今取組があるかと思っています。こういったところをしっかりやっていただきたいと思いますし、世界を今動かしている半導体、ここも製造拠点の分散みたいなことも、まさにこの海路ということの考え抜きにやっぱり考えることができないんだろうとも思っております。

この紛争時にも機能するようなサプライチェーンの強靱化に向けて、今どのようなお取組をしているのか、お伺いしたいと思います。

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