野村知司厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長

2026年3月4日・第221回国会 衆議院 予算委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 122 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 358 発言)

お答え申し上げます。

御指摘のように、障害のあるお子さんが十八歳を過ぎて特別支援学校を卒業された後、日中活動としては障害福祉サービスの生活介護などをお使いになります。多くの場合、それが午後三時であるとかあるいは四時前で終了してしまうということで、そうすると、その後の時間を過ごす余暇活動であるとか居場所であるとかの確保が難しい、夕方の時間をどうするのかというのが課題になってくる。さらに、御家族の方、多くの場合は御指摘のとおり親御さんの方々だと思いますけれども、こういった方々が勤務している間のケアを誰がどう行うのかということが課題になっているというふうに承知をしております。

そのため、そうした日中や夕方の活動への支援を強化するという観点で、令和六年度の障害福祉サービス報酬改定で生活介護の延長支援加算を拡充いたしまして、預かりであるとか居場所のニーズへの対応の拡大というのを図りつつあるところでございます。

また一方で、障害のある方々の日中活動の場の提供とか創作活動の機会の場の提供という目的で、日中一時支援でありますとか地域活動支援センターなどの事業、これは、各市区町村で地域の実情に応じて実施していただく地域生活支援事業というのがありますけれども、こういった補助事業も用意をしているところでありまして、こうした生活介護を始めとする福祉サービス、さらに、こういった地域生活支援事業に必要な予算、こういったものの経費を八年度予算案には計上させていただいております。

そして、もう一つ、御指摘の東京都の令和八年度予算案に盛り込まれる事業でございます。こちらは、夕方の受入れ促進に関する事業に関して言えば、地域生活支援事業の中の日中一時支援としても実施できる内容かもしれませんが、一方で、東京都の中でも、冒頭申し上げた、先生御指摘のような声も踏まえて、市区町村を通じて地域の実情に応じて支援を拡充していこうということで事業化をされようとしているものと受け止めております。

いずれも、居場所や活動機会の確保などという目的を持つというふうに考えておりますけれども、引き続き、私どもといたしましても、支援機関であるとか関係当事者の方々の御意見、こうしたものを丁寧に伺いながら、取組を進めてまいりたいと考えております。

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