平口洋 (自由民主党)法務大臣

2026年6月2日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 160 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 169 発言)

お答えいたします。

再審開始決定に対する不服申立ての全面禁止については、これまでも当委員会でるるお答えしてきたとおりでございますが、本来やり直すべきでない裁判についても直ちにやり直すこととなり、裁判の確定の意義などが損なわれること、裁判のやり直しという重大な効力を持つ再審開始決定について上級審による審査の機会がなくなり、裁判所による慎重、適正な判断の制度的担保がなくなることなどの問題点があると考えられるところでございます。

これらの問題点は、再審公判における有罪立証等によって解決される事柄ではなく、再審開始決定に対する不服申立てを全面的に禁止することは困難であると考えております。

もっとも、再審開始決定に対する不服申立てを全面的に禁止すべきとする御指摘は、その不服申立てにより手続が長期化しているという問題意識も踏まえたものと思われるところ、そのような問題意識は真摯に受け止めているところでございます。本法律案では、その上で、検察官の不服申立てを原則として禁止するなどの法整備を行うこととしております。

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