佐藤淳法務省刑事局長

2026年6月2日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 41 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 169 発言)

お答えいたします。

お尋ねは、死刑判決が確定した後、再審で無罪とされた、いわゆる免田事件、財田川事件、松山事件及び島田事件の四つの事件を指すものと理解しております。

まず、いわゆる免田事件は、昭和二十三年十二月二十九日、金品強取の目的で熊本県内の民家に侵入し、被害者二名を殺害し、別の二名に傷害を負わせた住居侵入、強盗殺人及び同未遂の事案でございまして、元被告人の方が起訴され、昭和二十七年一月五日に死刑判決が確定しましたが、その後に再審開始決定がなされ、昭和五十八年七月十五日、再審公判で強盗殺人等の点につき無罪が言い渡されたものと承知しております。

次に、いわゆる財田川事件は、昭和二十五年二月二十八日、金品強取の目的で香川県内の民家に侵入し、被害者一名を殺害し、現金を強取した住居侵入、強盗殺人の事案でございまして、元被告人の方が起訴され、昭和三十二年二月二日に死刑判決が確定しましたが、その後に再審開始決定がなされ、昭和五十九年三月十二日、再審公判で無罪が言い渡されたものと承知しております。

次に、いわゆる松山事件でございますが、昭和三十年十月十八日、宮城県内の民家におきまして、家人を殺害して金員を物色しようと決意した上、被害者四名を殺害し、同所に放火した強盗殺人、非現住建造物等放火の事案であり、元被告人の方が起訴され、昭和三十五年十一月二十二日に死刑判決が確定しましたが、その後に再審開始決定がなされ、昭和五十九年七月十一日、再審公判で無罪が言い渡されたものと承知しております。

最後に、いわゆる島田事件でございますが、昭和二十九年三月十日、静岡県内において、被害者一名を姦淫し傷害を負わせた後、殺害した強姦致傷、殺人の事案であり、元被告人の方が起訴され、昭和三十六年一月二十六日に死刑判決が確定しましたが、その後に再審開始決定がなされ、平成元年一月三十一日、再審公判で無罪が言い渡されたものと承知しております。

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