ありがとうございました。
次に、多様な子供たちへの対応支援について伺います。読み上げ機能や文字サイズの変更、背景色の調整など、デジタル教科書には読むことに困難を抱える児童生徒を支援する様々な機能が期待されています。
実は、私も教員時代に、読むことに困難さを抱える生徒さんがいまして、なかなかノートが書けないというふうな状況がありました。どうしてだろうと様々なことを模索する中でたどり着いたのが、短期記憶の問題で、黒板を見て確認していたことが下を向いてノートを書くときにはもう忘れているというような状況がありまして、あらかじめ教員が書いた板書の写真をタブレットに映し出してノートの真横に置くと、ノートを書くことができました。その生徒さんの場合は、そういった特性が影響してか、読むことに困難さがあり、そこで、テストのときに教員が横について問題文を読み上げました。すると、同じテストでも点数が十点以上上がったという経験があります。
そこで、こういった子供さんにはデジタル教科書を使用しての支援は期待ができると思っていますが、こうした支援をどこまで標準化するのか。また、視覚優位、聴覚優位といった多様な学習特性に対し、個々の理解のペースに応じた個別最適な学びの支援をどのようにデジタル教科書を使って進めていくのかお伺いします。
65望望月禎文部科学省初等中等教育局長
令和三年度から、小学校五年生から中学校三年生を対象に、現行の教科書代替教材のデジタル教科書を国から提供しており、英語については、令和四年度以降、約一〇〇%の小中学校等に配付して、いろいろな私どもも検証を行ってまいりました。デジタル教科書の活用も年ごとに増えてきているというふうなことも踏まえてございます。
現行の教科書代替教材のデジタル教科書をいつも使う児童生徒ほど、授業内容の理解、主体的、対話的で深い学びといった項目での肯定的な回答の割合が高いことや、デジタル教科書を使ってからその教科のことが好きになったといったことも、いつも使う児童生徒の方が教科のこ…
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66山山崎正恭(中道)
これだけ社会全体がデジタルが進んでいますので、保護者も大きな反対はないと思うんですけれども、不安があるような保護者に対しては丁寧な対応をお願いしたいと思います。
続いて、今デジタル教科書を使っている現場の先生方の中で、よく言われる、数学とか英語とかは使いやすいと思うんですけれども、悩まれながらやられている先生の中に国語の先生がいらっしゃいます。それは、やはり書く力とか読む力は国語の基本というふうなところの考え方がありまして、悩まれながらも、両方のベストな組合せはどういうふうなことなのかということを考えながら実践されています。
デジタルが進んでいく中で…
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67望望月禎文部科学省初等中等教育局長
学校現場にデジタルを取り入れる中にありましても、これまでのGIGAスクール構想の推進や今回の制度改正によりまして、委員御指摘の、友達との関わり、あるいは対話的な学びなど、それからリアルな体験ということが軽視されるということは、これは逆にあってはならないことだと考えてございます。学校ならではの学びというものが大事にされる中で、デジタルのよさを取り入れた学びというものが逆に生かされていくものだというふうに考えてございます。
リアルとデジタルのいわゆるバランスの取れた学びというものを追求しながら、自分自身が体験をしていくということは、どうした場面においても大…
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- (上の発言)
68山山崎正恭(中道)
ありがとうございました。
次に、多様な子供たちへの対応支援について伺います。読み上げ機能や文字サイズの変更、背景色の調整など、デジタル教科書には読むことに困難を抱える児童生徒を支援する様々な機能が期待されています。
実は、私も教員時代に、読むことに困難さを抱える生徒さんがいまして、なかなかノートが書けないというふうな状況がありました。どうしてだろうと様々なことを模索する中でたどり着いたのが、短期記憶の問題で、黒板を見て確認していたことが下を向いてノートを書くときにはもう忘れているというような状況がありまして、あらかじめ教員が書いた板書の写真をタブレットに映し出してノートの真横に置くと、ノートを書くことができました。その生徒さんの場合は、そういった特性が影響してか、読むことに困難さがあり、そこで、テストのときに教員が横について問題文を読み上げました。すると、同じテストでも点数が十点以上上がったという経験があります。
そこで、こういった子供さんにはデジタル教科書を使用しての支援は期待ができると思っていますが、こうした支援をどこまで標準化するのか。また、視覚優位、聴覚優位といった多様な学習特性に対し、個々の理解のペースに応じた個別最適な学びの支援をどのようにデジタル教科書を使って進めていくのかお伺いします。
69望望月禎文部科学省初等中等教育局長
お答えいたします。
文部科学省といたしましては、本法案をお認めいただけた後、デジタルな形態を含む新たな教科書についての標準仕様を策定することを考えてございます。読むことなどに困難を抱える児童生徒がより使いやすくなるように、読み上げ、ルビ振り、文字の大きさ、背景色の変更などの機能のほか、新たに教科書に掲載することになる動画に関する、例えば字幕の掲載や再生速度の調整などの機能の標準的な実装について検討をしてまいります。
また、検定教科書では、学習が困難な児童生徒のために作成される拡大教科書やデイジー教科書等の教科用特定図書等につきましても、デジタルな形態…
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70山山崎正恭(中道)
ありがとうございました。
機能については間違いなく効果があるのは分かっているので、ここの質問の肝は、それをそういった子供さんがいたときに各学校できちっと使ってもらいたいということです。ここの学校では使っていて、ここの学校では使われない、そういったことがあってはならないと思いますので、これはやはりしっかりと、そういった子供たちの支援のために現場が使っていくという周知に何とぞ力を入れていただきたいというふうに思います。
関連して、特別支援教育について伺います。
先ほどの質問とも関連しますが、今度は、特別支援学級に通う子供さんや特別支援学校に通う子供さん…
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71望望月禎文部科学省初等中等教育局長
現行の教科書代替教材に関する実証研究におきましては、特別支援学校に在籍する児童生徒を対象として、視覚障害、肢体不自由、発達障害等の障害や特性の種類、程度に応じた効果についても確認を行ってきたところでございます。
具体的には、視覚障害のある児童生徒が、拡大機能を活用することでルーペ等を使用せずとも教科書を読むことができる、体験が比較的少なくなってしまう肢体不自由の児童生徒が、シミュレーション機能を活用することで自然現象等をよりイメージしやすくなる、あるいは、文字を読むことや文章を読むことに困難のある児童生徒が、音声読み上げ機能や読み上げ部分のハイライト表…
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