長妻昭 (中道改革連合)

2026年6月26日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第24号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 52 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 211 発言)

これまでのるる質疑の中で、非常にこの構成要件が曖昧であるということで、今回唐突に出てきたわけですから、萎縮効果は否めない、非常にそれを危惧するものであります。

そして、もう一つは、拡大解釈や、今後、法律がどんどんどんどん対象が拡大していく、検討事項も入っております、そこら辺の懸念というのもあるわけでございます。

今ここで議論している法案というのは、もちろん現行犯逮捕も可能だ、時と場合によってはですね、一般人も現行犯逮捕できるということでございます。その前提として、一般人、一般の方から通報があれば警察が駆けつけるということになりまして、これも非常に萎縮効果というのも出てくるのではないか、あるいは相互監視ということも出てくるのではないか。

昨日、大学の先生を始め参考人の方の御意見をお伺いしました。ある方は、社会の分断を防止するためにこの法律が必要だ、こういうふうにおっしゃっておられたんですが、私は、逆に、これは社会の分断を生んでしまうのではないかという危惧も持っているんです。事実、今、この法案はリトマス試験紙であるという言説が流布されておりまして、この法案に慎重な立場、あるいは反対する人たちは国旗を損壊したい、反日である、こういうような言説も流布されておりまして、非常に社会がむしろ分断されるのではないか。

もちろん、この法案に慎重な立場の方々というのは、何か国旗を損壊したいからこの法律ができたら都合が悪い、こういう方ではなくて、先ほど申し上げましたように、刑法、国民の皆さんに刑罰を科すときの構成要件等々の疑問について、ほかの法律、器物損壊罪があるにもかかわらず、なぜこの法案なのか、こういうような疑問についての慎重意見ということにもかかわらず、そういうような事態になるというのは大変ゆゆしきことだなというふうに思います。

同調圧力が日本は非常に強い国でございますので、こういう今私が申し上げたような懸念というのは、これは大丈夫なんでしょうか。

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