ありがとうございます。
これはしっかりと、国会の意思はこうだということを有識者にもお伝えいただきたいというふうに思います。
ちなみに、トロントのマーズ・ディスカバリー・ディストリクト、これは床面積が十四万平米ございます。そして、シンガポールのワン・ノース、これは十万平米以上の拠点が複数ある。そんな規模もございます。なので、じゃ、日本も十万を造ろう、そういうことではないと思うんですが、そもそも何万が正しいのか、これは難しい論点です。なので、しっかりと早く小さく始めて、そして、きちんと成果が出るのであれば、ちゃんと、じゃ、二拠点目を造るなり大きくするなりやっていく、そういった考え方を是非お願いします。
次に、今回の構想の成否を左右する人、ベンチャーディレクターについて政府に伺います。
今回の構想は、アメリカのDARPAを参考に、優れた目利きとしてベンチャーディレクターに研究テーマの選定や予算の配分、そして時に撤退の判断まで、大きな責任と権限を集中させて、機動的で迅速な意思決定を行うものというふうに承知をしています。
私は、この責任と権限の集中こそが構想の成否を分ける最も重要な鍵だと思います。経験豊富で優秀な人材を集めたとしても、その人物に実質的に決定権がなく、一つ一つ判断するのに何段もの決裁であるとか合議が必要になってしまうと、機動性が失われ、ハイリスクな挑戦はできません。必要な権限が現場に本当にあるのか、これが重要です。
そして、重い責任と権限を委ねる以上、それを担うにふさわしい人材が必要です。世界の第一線で実践を重ねてきた真に優れた人材を国内外から招き入れる、そのためには、従来の国の仕組み、役所的な人事の枠組みにとらわれず、その重責にふさわしい思い切った採用と処遇の仕組みが不可欠だと考えます。
そこで、政府参考人に伺います。
ベンチャーディレクターには、研究テーマの選定、予算、撤退判断など必要十分な権限が十分に与えられると考えてよいでしょうか。そして、その重責を担うにふさわしい世界水準の人材を機動的に登用するために、採用と処遇の仕組みをどう設計するのか。政府の考えをお聞かせください。
142木木村直人内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官
お答え申し上げます。
フラッグシップ拠点は、国内外の研究者やスタートアップなどの多様な主体が一堂に集積し、ディープテック分野の研究開発から事業化、海外展開までの支援を一気通貫で行う環境を整備することにより、ディープテック分野の研究成果を活用した新たな事業の創出、成長発展を促進し、グローバルな社会課題の解決と国内の経済成長を目指すこととしておりまして、そういった趣旨からも、委員御指摘のように、日本に来てもらいたいと思うような魅力ある拠点にしていくということが重要な視点だと思っております。
こうした拠点の目的に鑑みまして、立地につきましては、投資家や企業…
この発言のページ
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高山聡史(みらい)
ありがとうございます。
今申し上げましたが、日本は年一回でいいかなと思っているような海外のプロフェッショナルに日本に年三回行きたいなと思ってもらえるような、そういった拠点に是非していただきたいというふうに思います。
続いて、フラッグシップ拠点の建築整備の進め方について政府に伺います。
今日の委員会でも大変重要な論点となっていますが、是非御検討いただきたいのは、小さく始めて大きく育てるという発想です。
公共の施設設備というものは、ともすれば、最初から壮大な最終形を描いて、巨額の費用と長い年月をかけて一気に造る、こういった形になりがちだというふうに思…
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144井井上諭一内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官
お答えいたします。
本件、先ほども御議論がございまして、小野田大臣からも御答弁させていただきました。まずは安く小さく建設し、その後は需要に応じ拡張していく、そのような方法があるということで、今国会の議論を通じて私どももしっかり認識いたしましたので、この国会での御議論を踏まえて取り組んでまいりたいと思います。
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- (上の発言)
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高山聡史(みらい)
ありがとうございます。
これはしっかりと、国会の意思はこうだということを有識者にもお伝えいただきたいというふうに思います。
ちなみに、トロントのマーズ・ディスカバリー・ディストリクト、これは床面積が十四万平米ございます。そして、シンガポールのワン・ノース、これは十万平米以上の拠点が複数ある。そんな規模もございます。なので、じゃ、日本も十万を造ろう、そういうことではないと思うんですが、そもそも何万が正しいのか、これは難しい論点です。なので、しっかりと早く小さく始めて、そして、きちんと成果が出るのであれば、ちゃんと、じゃ、二拠点目を造るなり大きくするなりやっていく、そういった考え方を是非お願いします。
次に、今回の構想の成否を左右する人、ベンチャーディレクターについて政府に伺います。
今回の構想は、アメリカのDARPAを参考に、優れた目利きとしてベンチャーディレクターに研究テーマの選定や予算の配分、そして時に撤退の判断まで、大きな責任と権限を集中させて、機動的で迅速な意思決定を行うものというふうに承知をしています。
私は、この責任と権限の集中こそが構想の成否を分ける最も重要な鍵だと思います。経験豊富で優秀な人材を集めたとしても、その人物に実質的に決定権がなく、一つ一つ判断するのに何段もの決裁であるとか合議が必要になってしまうと、機動性が失われ、ハイリスクな挑戦はできません。必要な権限が現場に本当にあるのか、これが重要です。
そして、重い責任と権限を委ねる以上、それを担うにふさわしい人材が必要です。世界の第一線で実践を重ねてきた真に優れた人材を国内外から招き入れる、そのためには、従来の国の仕組み、役所的な人事の枠組みにとらわれず、その重責にふさわしい思い切った採用と処遇の仕組みが不可欠だと考えます。
そこで、政府参考人に伺います。
ベンチャーディレクターには、研究テーマの選定、予算、撤退判断など必要十分な権限が十分に与えられると考えてよいでしょうか。そして、その重責を担うにふさわしい世界水準の人材を機動的に登用するために、採用と処遇の仕組みをどう設計するのか。政府の考えをお聞かせください。
146木木村直人内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官
お答え申し上げます。
GSC構想におきましては、ディープテック分野の研究開発や事業化を推進していくため、優れた知見と経験を有するベンチャーディレクター、VDの確保が極めて重要であるという認識を持ってございます。したがいまして、運営法人においては、このVDに責任と権限を一定程度集中をさせ、階層が少なく、素早く機動的な意思決定を可能とする、そんな組織設計を行うこととしておりまして、一定のガバナンスの確保に必要な体制を法定しつつも、迅速な意思決定を柔軟かつ機動的に行うことができるよう、その他の運営に関することは定款等で整備をできるようにしております。
また…
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高山聡史(みらい)
ありがとうございます。是非お願いします。
今、海外の都市の名前を挙げていますが、ボストン、トロント、パリ、ロンドン、シンガポール、どこも物価も報酬水準も非常に高いんですね。日本の一・五倍ぐらいあると言う人もいる。人に関してこんなにお金がかかるのかということで足踏みをせずに、しっかりと取り組まないと、そもそもこの取組、意味がなくなってしまうと思いますので、よろしくお願いいたします。
最後に、この構想を一過性の取組に終わらせず、世界水準の取組として長期的に育てていくための国の関わり方について、小野田大臣に伺います。
今回の取組は、一見すると相反する二つ…
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小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
GSC構想を一過性のものに終わらせず、世界最高水準のイノベーションエコシステムのハブとして長期にわたり機能させるためには、運営法人に十分な権限を与えつつ国としても必要な支援を行うという、御指摘のとおり、両者のバランスを確保することが極めて重要であると認識しております。
GSC構想が世界トップレベルの研究者や投資家等を引きつけるためには、国の関与が過度な制約とならないよう、専門性や先見性を有しながら、迅速かつ大胆な意思決定を機動的に行える体制を確保することは不可欠であると考えます。
本法案が成立した暁には、国と運営法人で緊密に連携して、当面の間における…
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