風木淳内閣府宇宙開発戦略推進事務局長

2026年6月10日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第18号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 63 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 154 発言)

宇宙戦略基金による支援に当たりましては、各支援領域において、KPI、キー・パフォーマンス・インディケーターとして政策効果を確認する指標を定めております。これを委員御指摘の投資対効果として見込んでいるということで、委員御指摘の、特に輸送分野ですが、先ほどから出ておりますとおり、二〇三〇年代前半までに基幹ロケット及び民間ロケットの国内打ち上げ能力を年間三十件程度確保するというKPIを定めております。この国内外の事業者の打ち上げ需要を踏まえながら、官民ロケットの打ち上げ計画に基づいた供給面を考慮して設定したものでございます。

このKPIの達成に向けましては、先ほど御紹介がありました経済産業省第三期の基金のプロジェクト、もちろん最新のものがございまして、そのほかにも、高頻度打ち上げに資するロケット部品、コンポーネント等の開発、それから民間ロケット打ち上げの実証の加速化、今御指摘のものですね、それ以外にも様々な、ロケットの製造能力、打ち上げ技術の向上、幅広い視点からの宇宙輸送の高度化に資するテーマを複数設定しております。こうしたものを順次支援することで進めてまいっております。

加えて、JAXAにおきましても、H3ロケット等の基幹ロケットの開発支援も併せて進めているというところでございます。

こうしたことで、宇宙戦略基金による支援に加えて、日本成長戦略における官民投資ロードマップにも更に具体的なマイルストーン、ロードマップを示しているということで、ここで進めてまいりたいと思います。

とりわけ、宇宙戦略基金のKPIにつきましては、事業者による技術開発の進捗を管理するステージゲート評価を導入しております。ステージゲート評価の実施に当たっては、有識者によって構成される審査会をJAXAに設置し、各技術開発の進捗確認や社会実装の可能性等が適切か否かをその審査会で審査した上で、加速、継続、一部削減等の可能性を含む予算配分の変更等の事業の見直しを実施するという形で進めさせていただきたいと思っています。

引き続き、ステージゲート評価を中心とした本事業のマネジメントを徹底して、宇宙戦略基金による支援を進めてまいりたいと考えております。

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