後藤祐一 (中道改革連合)

2026年5月22日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 67 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 188 発言)

ベネズエラで何があったかとか、イランでもそうかもしれませんが、総理を狙われるのを防ぐというのは、まさに戦争と紙一重というか、戦争そのものだったりするわけですよ。今防衛省から説明いただいたようなことが起こり得るわけですよ。それに対処できるような対処手段をこの法律に基づいて持つ必要があると思うんですよね。

実際、ふだんから天皇陛下と総理は基本的には東京におられるわけですから、東京のこの真ん中辺で起きた場合には、今言ったようなことが起きたとしても守れるだけの対処設備を持っていただきたいと思いますし、逆に、地方に行かれる場合もそれに準ずるような体制が取れるよう、これはお願いしておきたいと思います。

実際、昨年度の補正予算でお金がついたりしていますが、それで買ったものの中身を見ると、とても対処できるようなものではないように思いますので、もう今、防衛省の方では、何百、何千というドローンが同時に飛んできたときどうするかとか、本当にこれは一番日本にとって安全保障上重要なテーマになってきているので、それは総理が狙われるということも含めて考えなきゃいけないわけですから、もう境目はなくなってきていると思いますので、警察庁と防衛省の境目というのは余り設けずに、防衛省がどういうもので守っているかを踏まえて対応いただきたいなということを申し上げておきたいと思います。

それで、資料の三ページ目に十一条二項というのがありますが、ここで新しく加わった条文があって、それは、原発の場合なんかを思い浮かべればと思いますが、警察なんかが直接守っていただける場合はいいんですけれども、当該対象施設の管理者その他関係者に対し、当該措置、すなわちドローンに対するディフェンスを取ることを命ずることを含むと。つまり、原発については、原発の関係の民間主体が自分で守ってくださいねと警察から命令するわけですね。

これは大変な話でして、今言ったような、原発を攻撃してくるって、物すごいのでやってくる可能性もあるわけですよ。もう半分戦争みたいな話で、治安出動なのか防衛出動なのかみたいな話に近い状況だと思うんですが、そういった民間主体にドローン対処を命令するといったって、現実に対処可能なんですか。どういう民間主体にお願いして、どういう民間主体だったら対処可能なんでしょうか。

実際起きることを考えると、まず、ドローンがどうも来る、原発に向かって来るというのを覚知するというのがあると思います。それは、場合によっては自衛隊だったり警察だったりする場合もあると思いますね、覚知をして、そうしたら、警察から、民間の実際ディフェンスをしている主体に、この十一条の二項の今回加わった条文に基づいて、その瞬間にディフェンスしろという命令をその都度行って守っていただくのか、それとも事前に包括的にお願いしておくのか、これは多分議論が相当あったと思いますし、現実には電力会社ですとかその関係会社がやることになる場合が多いと思うんですけれども、一方で、電力会社側の、できることとか、こうなると困るとかというのもあると思うんですよね。実際、どういう形でやっていくんでしょうか。

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