平林晃 (中道改革連合)

2026年6月25日・第221回国会 衆議院 総務委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 44 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 106 発言)

中道改革連合・無所属の平林晃です。本日もどうぞよろしくお願いいたします。

本日は、NHK令和六年度決算の審議ではございますが、冒頭、一点だけ、地元の中小企業の苦境についてお聞きさせていただきたく存じます。

お忙しい中、井野副大臣にもお越しをいただきまして、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

この土曜日に、メッキ中心の業務をしておられます金属加工会社をお訪ねいたしました。ここは、メッキの塗装前に洗浄工程で使用する溶剤、ホワイトガソリンとおっしゃるそうですけれども、以前は五万円だったのが十五万円に跳ね上がっているということをお聞きをしてまいりました。その上、取引先企業の業績悪化等により、自分のところも大変だけれども、周りも大変なので、結局、受注も減少しているということも言っておられまして、現状、仕事がない状況になってしまって、従業員の皆様は連日工場の清掃をしていらっしゃる、こういうことを言っておられまして、社長が従業員の方に、社長、大丈夫ですか、こういうことを声をかけられてしまう、こんなようなことも言っておられました。

追い打ちをかけるように、コロナ禍で利用した融資の元本返済が、この方の場合は九月から始まるということもあるそうで、最近は金融機関の融資姿勢も以前より厳しくなっている、こんな話も伺ったところでございます。

当然、賃上げ、設備投資をしたいと考えているんだけれども、とても手が回らないということがございまして、政府も様々な支援制度を講じていただいているのはよく存じ上げているんだけれども、例えば賃上げとか設備投資が要件になっていたりするものもあるのでなかなかそういったものも利用できない、こういったお話でございました。

原材料高騰、受注減少、返済負担、融資困難、補助金不可、こういう様々な負の要素が同時に押し寄せるという複合的な経営危機に陥っておられます。別れ際に社長は、何とか助けてもらいたいと涙ながらに私に訴えてこられまして、本当に私も何とかしなければと思ったところでございます。

こうした苦境に立たされた中小零細企業の社長の方はお一人ではないのではないかなと今思っているところでございまして、地域の産業と雇用を守ってきた、こうした事業者をお支えしてこそ政治なのではないか、こういった思いで副大臣にお聞かせいただけたらと思うんです。

こういうマイナス要因が複合的に重なる中小企業の危機的状況を政府はどのように認識をしておられるのか。また、既存制度では対応し切れない事業者も出てきている中で、必要に応じて、この度の補正予算でも積み上げになりました予備費、これも含めた機動的な対応も今後検討すべきではないかと考えておりまして、御見解を伺えたらと存じます。

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