大臣、ありがとうございます。
幅広く、つまり、医療だけじゃなく、研究者でなく、社会科学をやられている方、自然科学をやられている方、プラス患者団体さんからの意見もというところで、本当に国民に寄り添っている大臣の御意見だと思います。
その中で、ちょっと本日資料をお持ちしまして、つまりは、今回の法案というのは、いわゆるゲノム医療に関する第一歩として、逆に、規制をすることによって発展につながっていく、安全性、効率性を確立するものだということを十分承知いたしております。
その中で、ゲノムということの本当に期待感もあれば難しさもあるところで、一つの事例というか論文を御紹介させていただこうかなと思っているんですけれども、本当に、今まで分からなかった病気がこれから原因が分かっていくのではないか、若しくは、今まで治療法がなかった病気も今後治療方法が分かっていくのではないかという、まあ、期待もある反面です。
ちょっと哲学的な話になって申し訳ないんですけれども、人はなぜ病気になったり障害が生まれるかということを、「ゲノム医療からみえてくる病気のすがた」という著者で大阪公立大学の瀬戸俊之病院教授が紹介してくれたんですけれども、これはネイチャーというアーティクル、雑誌の論文なんですけれども、これは二〇二〇年です。
ちょうど二〇二〇年というのは、コロナウイルス、デルタ株で、かなり日本中がこのコロナとの戦いで大変だった時代だったんです。これはスウェーデンのペーボ博士の論文なんですけれども、この論文を経て、二〇二二年にこのペーボ博士はノーベル賞を取っております。これはアブストラクトという前の要約だけを載っけておりますので、もし御興味のある方は読んでいただければと思うんですけれども。
この話を要約しますと、新型コロナウイルスの重症化リスクを高める特定の遺伝子配列が、ペーボ博士によると発見された、同定することができたということです。昨今、いろいろなところで話題になっている約五万年前のネアンデルタール人から現代人へ受け継がれた遺伝子が関係しているということです。つまり、年齢とか基礎疾患とか関係なしに、今までは体質ということで片づけられていたものがゲノムによって分かるということです。
私も、医師をやっておりまして、政治家をやっておりまして、両方の立場からお話しさせていただきますけれども、やはり我々は、病気に対して治療する。ということは、治療法がなければ病名もつけられないんですね。でも、治療法がない病名も、近い将来、ゲノムとかのことで、先ほど遺伝子パネルの話も浜地議員、していただきましたけれども、だんだんと分かってきます。適応外であってももしかしたら効くかもしれないということで、今後、本当に幅広く、我々としては国会内でも政府としても議論する必要があるのではないかというところを最後に示唆して。
本当にいまだにコロナの、あえて言いますよ、コロナ後遺症という病名はございません。だけれども、コロナの重症化というのは、人の差があるということですね。不定愁訴も、今後神経的なところの解析によって分かる時代が来るかもしれないので、幅広く、国民の益に資するようなところを、本当に共に頑張ってまいりましょう。
終わります。
73佐佐々木昌弘厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官
二つの要素に分かれると思います。まず、対象としていることの精子、未受精の卵子、そして受精した後の胚の状態のもの。それに対して、じゃ、動物の胎内はどこまでだったらということ。これはちゃんときっちりと区分けをして規定をしたいと思いますし、また、それを周知を図ってまいりたいと考えております。
この発言のページ
74
伊東信久(維新)
ありがとうございます。
冒頭、この法案の背景に関して、私の前の委員の質疑でも答弁でも十分ありましたので割愛しましたけれども、これは、ゲノム編集技術等の安全性がまだ確立していない段階であるための今回の法案であるので、胎内移植を禁止する点は理解しますけれども、先ほどの浜地議員の御質問にあったように、やはり病気の原因遺伝子というのを調べて、そこにいよいよ踏み込んでいく時代が近い将来来るのかなということも、私自身も研究者の一人として認識しています。
これらの臨床利用を今後も本当に閉ざし続けるのか否かというのはやはり非常に課題になると思うんですけれども、委員会…
この発言のページ
75
上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
まず、この法案を議論した審議会での議論の整理では、ゲノム編集技術は遺伝子により発生する疾病を修復し、その効果は次世代にわたって引き継がれることから、これまで治療方法がなかった難病に対する根本的な治療技術として期待をされている、そうした見解をいただいているところであります。
今委員から御指摘がありましたとおり、これから技術の進歩、そして実用化、そうしたものが進んでいくわけでありますが、それが完成をした段階で、社会的な議論、倫理的な面も含めてそうしたものが不十分だということになりますと、せっかく技術が実用化をしても、それが必要な医療の提供につながらない、遅…
この発言のページ
- (上の発言)
76
伊東信久(維新)
大臣、ありがとうございます。
幅広く、つまり、医療だけじゃなく、研究者でなく、社会科学をやられている方、自然科学をやられている方、プラス患者団体さんからの意見もというところで、本当に国民に寄り添っている大臣の御意見だと思います。
その中で、ちょっと本日資料をお持ちしまして、つまりは、今回の法案というのは、いわゆるゲノム医療に関する第一歩として、逆に、規制をすることによって発展につながっていく、安全性、効率性を確立するものだということを十分承知いたしております。
その中で、ゲノムということの本当に期待感もあれば難しさもあるところで、一つの事例というか論文を御紹介させていただこうかなと思っているんですけれども、本当に、今まで分からなかった病気がこれから原因が分かっていくのではないか、若しくは、今まで治療法がなかった病気も今後治療方法が分かっていくのではないかという、まあ、期待もある反面です。
ちょっと哲学的な話になって申し訳ないんですけれども、人はなぜ病気になったり障害が生まれるかということを、「ゲノム医療からみえてくる病気のすがた」という著者で大阪公立大学の瀬戸俊之病院教授が紹介してくれたんですけれども、これはネイチャーというアーティクル、雑誌の論文なんですけれども、これは二〇二〇年です。
ちょうど二〇二〇年というのは、コロナウイルス、デルタ株で、かなり日本中がこのコロナとの戦いで大変だった時代だったんです。これはスウェーデンのペーボ博士の論文なんですけれども、この論文を経て、二〇二二年にこのペーボ博士はノーベル賞を取っております。これはアブストラクトという前の要約だけを載っけておりますので、もし御興味のある方は読んでいただければと思うんですけれども。
この話を要約しますと、新型コロナウイルスの重症化リスクを高める特定の遺伝子配列が、ペーボ博士によると発見された、同定することができたということです。昨今、いろいろなところで話題になっている約五万年前のネアンデルタール人から現代人へ受け継がれた遺伝子が関係しているということです。つまり、年齢とか基礎疾患とか関係なしに、今までは体質ということで片づけられていたものがゲノムによって分かるということです。
私も、医師をやっておりまして、政治家をやっておりまして、両方の立場からお話しさせていただきますけれども、やはり我々は、病気に対して治療する。ということは、治療法がなければ病名もつけられないんですね。でも、治療法がない病名も、近い将来、ゲノムとかのことで、先ほど遺伝子パネルの話も浜地議員、していただきましたけれども、だんだんと分かってきます。適応外であってももしかしたら効くかもしれないということで、今後、本当に幅広く、我々としては国会内でも政府としても議論する必要があるのではないかというところを最後に示唆して。
本当にいまだにコロナの、あえて言いますよ、コロナ後遺症という病名はございません。だけれども、コロナの重症化というのは、人の差があるということですね。不定愁訴も、今後神経的なところの解析によって分かる時代が来るかもしれないので、幅広く、国民の益に資するようなところを、本当に共に頑張ってまいりましょう。
終わります。
77
大串正樹(自民)
次に、浅野哲君。
この発言のページ
78
浅野哲(国民)
国民民主党の浅野哲でございます。よろしくお願いいたします。
本日は、ヒトゲノム編集胚等の取扱いの規制に関する法律案についての審議ということで、先ほどからの委員の先生方の質疑も大変参考になりましたが、私からも少し、この法律がどのように線引きをするのか、そして将来のリスク、懸念に対してどう応えていくのかという視点から、本日は三十五分間、質疑をさせていただきたいと思います。
基本的には通告の順番に従って質問させていただきますので、できるだけ、これは非常に専門的な分野でありますので、分かりやすい表現で、これを聞いている方々にも理解ができるように配慮をいただき…
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79佐佐々木昌弘厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官
お答えいたします。
まず、最後の方で御指摘いただいた、恣意的な運用にならないのか、これは、本当にこの法案が信頼される、研究者の方のみならず、広く国民に信頼されるために必要なものになります。なので、その手続をどれだけきっちり行うのかということをこの後お答えいたします。
まず、ゲノム編集技術以外の技術、これは、等に含まれる内容につきましては、先ほど来の質疑の中でお答え差し上げたエピゲノム編集技術やミトコンドリア核置換術などを想定しております。
こうした技術を含めて、この法案を提出をいただくに当たってどの場で検討いただいたかということで御説明差し上げたの…
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