お答えいたします。
これまで、現行、労災保険の適用が任意とされております農林水産業の小規模な個人経営の事業につきましては、今後、法案が成立をさせていただきましたならば、適切な労務管理を含めた制度を周知し、労災保険の円滑加入に向けて丁寧に対応していくことが重要であるというふうに考えております。
御指摘の事業主の事務負担の軽減につきましては、まずは施行まで相当の準備期間を設けまして、対象事業主が施行前に任意加入いただくことも含め段階的に対応できるようにすること、必要に応じ労働保険事務組合や社会保険労務士の活用を促すことなどを考えておりまして、具体的には、労働保険事務組合の設立や既存の労働保険事務組合の受託拡大など任意加入の推進体制の整備、労働局や労働基準監督署に加え、労働保険事務組合や社会保険労務士等においても小規模経営体からの相談対応を行う体制の構築などの取組につきまして、農林水産省さん、また農業、林業、漁業の各関係団体の皆様のお力もおかりしながら、丁寧に進めてまいりたいと考えております。
なお、労災保険制度でございますが、他の社会・労働保険制度と一点違うところといたしまして、従業員を採用したり辞めたりする際に、その都度、取得や喪失の手続というものが必要ございません。年間に支払った賃金総額に対して保険料を掛けるということで、一人一人の従業員の採用や退職までは手続上必要ないというところの点では、一定、簡便性に配慮されている面もございます。
こういった点も丁寧に御説明をしながら、労災保険制度の今回の見直しについて御理解を得ていけるよう、努力をしてまいりたいと考えております。
92
豊田真由子(参政)
全国で働く地方公務員、また国家公務員の方も間違いなく守られるべき労働者でございますので、制度を担っている方、そして支給を受ける方、皆さんが最大限の効果を得られるように、また配慮もいただきたいと思います。
本日はありがとうございました。
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93
大串正樹(自民)
次に、金澤結衣君。
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94金金澤結衣(自民)
自由民主党、神奈川県第二十区選出の金澤結衣です。
本日、初めての委員会質問の機会をいただき、誠にありがとうございます。野党の理事の皆様各位、関係の皆様各位に感謝申し上げます。
私はこれまで、頑張っている人が報われる社会へという思いで活動してまいりました。現場で汗を流し、地域、家族を支えながら挑戦を続けている方々がいる一方で、制度が追いつかず、努力しても報われない、不安を抱えながら働かざるを得ない現実もあります。前職では民間企業で働いておりましたが、どれだけ立派な制度や仕組みでも、現場で使わなければ意味がないということを学びました。
制度は、困ったと…
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- (上の発言)
95岸岸本武史厚生労働省労働基準局長
お答えいたします。
これまで、現行、労災保険の適用が任意とされております農林水産業の小規模な個人経営の事業につきましては、今後、法案が成立をさせていただきましたならば、適切な労務管理を含めた制度を周知し、労災保険の円滑加入に向けて丁寧に対応していくことが重要であるというふうに考えております。
御指摘の事業主の事務負担の軽減につきましては、まずは施行まで相当の準備期間を設けまして、対象事業主が施行前に任意加入いただくことも含め段階的に対応できるようにすること、必要に応じ労働保険事務組合や社会保険労務士の活用を促すことなどを考えておりまして、具体的には、労働保険事務組合の設立や既存の労働保険事務組合の受託拡大など任意加入の推進体制の整備、労働局や労働基準監督署に加え、労働保険事務組合や社会保険労務士等においても小規模経営体からの相談対応を行う体制の構築などの取組につきまして、農林水産省さん、また農業、林業、漁業の各関係団体の皆様のお力もおかりしながら、丁寧に進めてまいりたいと考えております。
なお、労災保険制度でございますが、他の社会・労働保険制度と一点違うところといたしまして、従業員を採用したり辞めたりする際に、その都度、取得や喪失の手続というものが必要ございません。年間に支払った賃金総額に対して保険料を掛けるということで、一人一人の従業員の採用や退職までは手続上必要ないというところの点では、一定、簡便性に配慮されている面もございます。
こういった点も丁寧に御説明をしながら、労災保険制度の今回の見直しについて御理解を得ていけるよう、努力をしてまいりたいと考えております。
96金金澤結衣(自民)
ありがとうございます。
制度が現場で根づき、安心につながるものとなるよう、現場の皆様が困らない丁寧な支援をお願いしたいと思います。
続いて、農林水産業における熱中症による事故発生への労災適用についてお伺いします。
近年の暑さは、もはや気をつけましょうだけでは守り切れない段階に来ています。政府資料、農業における労働災害の状況では、令和六年の要因別の死亡事故発生状況について、総数二百八十七名のうち熱中症による死亡事故は五十九名と、要因別で最も高い発生となっています。
農業にかかわらず、近年の猛暑や熱中症による労働災害の増加を受け、厚生労働省は労働安全…
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97岸岸本武史厚生労働省労働基準局長
お答えいたします。
昨年も、例年にないと言われる暑さの日々が続きました。熱中症による被害は非常に深刻なものとなっているというふうに認識をしております。
令和四年から六年にかけては、これは農林水産業ではなくて全産業でですけれども、熱中症の労災で亡くなる方が三十人を超えるといった時期が続いたところでございます。
こういった状況を受けまして、昨年六月に、御指摘がありましたとおり、熱中症の重篤化防止のための措置として、労働安全衛生規則という法令を改正をいたしまして、熱中症の早期発見のための事業場内での体制整備ですとか、熱中症の症状を発見した場合の作業からの…
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98金金澤結衣(自民)
ありがとうございます。
外気温が高温だからといって、農繁期に休むことはできません。制度を整備して終わりではなく、現場で実際に命を守れる仕組みになっているか、今後も時代の変化に合わせて見直しをお願いしたいと思います。
次に、特別加入団体の要件の法定化等について質問します。
今回の法改正は、労災保険の特別加入団体について、現在は通達等で定めている労災保険に関わる業務や業務災害の防止に関わる活動を適切に実施すること等の要件を、法令に規定するとあります。しかしながら、現場を支える社労士の皆様から、その意図や方向性を知りたいという声がありました。
一部の不…
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