山本香苗 (中道改革連合)

2026年5月29日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 22 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 211 発言)

そこで、大臣にお伺いしたいんですけれども、実は、労災保険の社会復帰促進等事業における義肢等補装具費というのは、制度目的は異なるんですけれども、障害者総合支援法の補装具支援給付制度の基準を準用している部分が多くて、かつ、価格体系、基準は障害福祉制度と共通部分が大きいと伺っております。

今年の二月の予算委員会でもお伺いさせていただきました。その際に大臣から、補装具の基準価格については、令和九年度の次期改定に向けまして、光熱水費や原材料の仕入価格、あるいは従業員の方の給与等に関する実態調査、これをしっかりやらせていただいた上で、しかるべき対応ができるよう取り組んでいきたいという御答弁をいただきました。

現場では、前回もお伝えさせていただいたように、アルミニウムやプラスチックなどの原材料価格の高騰に加えて、光熱水費、物流費、人件費上昇が重なって、もう事業者さんは本当に大変です。その上、現下のイラン情勢によって、大臣も御承知だと思いますが、原油由来のプラスチック、これは補装具の中にたくさん使っているんですよね。イラン情勢によって三〇%更に、元々上がっていたところにまた三〇%引き上がって、材料が入手困難、おそれじゃなくて、困難という状況になっております。このままだと、国産の補装具というものが支え切れなくなるというような切実なお声も上がっております。

補装具は、障害のある方々の本当に生活の支えであると同時に、労災においても就労復帰の大きな鍵を握るものであります。是非、現場が持続できないようなことにならないようにしてもらいたい。現下のイラン情勢も含めてしっかりと調査していただいて、基準額の改定を速やかにやっていただきたいんですが、大臣、いかがでございましょうか。

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