野村知司厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長

2026年5月27日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 9 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 214 発言)

お答え申し上げます。

聴覚に障害のある方々にとって、手話通訳や要約筆記などの意思疎通支援は、自らの意思を適切に表明し、必要な支援やサービスを主体的に選択するために不可欠なものであるというふうに認識をしております。

このため、厚生労働省としては、自治体に対し、手話通訳者、要約筆記者などの派遣に係る費用の一部を助成しているところでございます。各自治体において、御指摘の各法律の趣旨も踏まえながら、地域の実情や利用者のニーズなどに応じて、様々な場面において意思疎通支援に取り組んでいただいているものと認識をしております。

御指摘の災害時の対応でございますけれども、災害時には、聴覚障害のある方々が必要な情報を迅速かつ確実に受け取ることができる環境を整備することが重要であると考えております。

そのため、自治体に対しては、避難所などでの視覚的な情報提供の充実、災害関係、福祉関係部局や障害関係団体との連携強化による障害特性や地域特性に応じた対策の実施、ICTを活用した遠隔手話通訳や音声文字変換ソフトなどの導入促進であるとか、あるいは、多様な手段を組み合わせた情報提供体制の確保に向けた取組の推進について、様々な機会を捉えて周知を図っているところでございます。

さらに、国や地方公共団体における防災訓練の指針である総合防災訓練大綱において、様々な特性を有する要配慮者の視点に立ち、当事者本人の御参画を得て避難誘導訓練などを実施するよう努めることとされているものとも承知をしております。

厚生労働省といたしましては、引き続き、平時から災害時まで切れ目のない情報保障の実現に向けて、当事者の皆様の御意見も丁寧にお伺いしながら、意思疎通支援の一層の推進に取り組んでまいります。

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