小島美里特定非営利活動法人暮らしネット・えん代表理事

2026年5月20日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 54 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 100 発言)

ありがとうございます。

申し訳ございませんけれども、私はそのことに直接答えられるほどの知見はないんですけれども、見ておりまして、やはり、いわゆるサービスつき高齢者住宅といったところが大変中途半端なものになっていて、しかも、地域の方々は老人ホームに入った、入れたというふうに思っていて、そこのそごが大きく出てきているというふうに言っていいと思います。ですから、ここを何とかやはり変えていかなければならない。

おっしゃってくださったように、報酬も、今の出来高払いよりも、いわゆる普通の有料老人ホームにした方がはるかに効率的だというふうに思いますと同時に、問題は、ああしたところの認知症の一、二の方たちが非常に不適切な環境に置かれているということを見聞きしております。

要するに、トータルに見るという、そういう仕組みができていませんので、おうちにいるんだよということになると、おうちの中で何をしているか、そして、廊下に出て、人の部屋に入ってしまって、食堂でというふうなところをきちんと手当てする、そういう仕組みができていないわけですね。だから、過剰なサービス、過剰ではない、そうでもしないとほかの方に迷惑をかける、御本人が危険にさらされるということで、たくさんのサービスをつけざるを得ない、こういうことが起きてしまう。

私どものグループホームで近くのサービスつき高齢者住宅からお引き受けした方は、そちらのサ高住では大体月額三十万を超えていました。グループホームですと十八万以下になります。ここで十二万、報酬の方もずっと下げられます。御本人の負担も下がるんですけれども、多分そういうことを知らない、知らされない人たちもいっぱいいる。だから、抱え込みだとなかなか難しいかなとかいろいろ思うんですけれども、でも、それはお困りになって紹介してきたいというふうなことがありますので、やはりここの、私は、認知症問題にフォーカスしていくと見えやすいのではないかというふうに思います。

要介護一、二の認知症はちっとも軽くないということは業界の常識になっておりますが、世の中では知られていない、ここから問題が発生しているように思います。

よろしくお願いいたします。

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