成田浩司環境省大臣官房審議官

2026年6月19日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 85 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 216 発言)

お答え申し上げます。

国立公園では、最も規制が厳しい特別保護地区から、比較的大規模な行為のみを規制の対象とする普通地域まで、風景の質に応じてゾーニングを行うとともに、ゾーニングごとに強度の異なる規制を行うことによって自然の風景地の保護を図っているところでございます。また、国立公園の指定やゾーニングは、地域の皆様の理解を得ながら行っているところでございます。

国立公園の景観の核心とも言える特別保護地区やそれに準ずる第一種特別地域におきましては、風致景観を厳重に維持する必要があるため、工作物の新築、土地の形状変更などの行為は原則として禁止されておりますが、災害復旧など公益性の高い行為につきましては、委員御指摘のように、風致景観との調和を図った上で許可の対象としているところでございます。

また、非常災害の発生に伴い必要となる応急措置は、事前の許可によらずに実施可能でございます。着手後十四日以内の事後届出でよいことといたしております。

御指摘ございました登別温泉につきましては、その災害復旧につきましても、こうした制度に基づく許可申請や届出を行っていただきまして、既にその手続は完了しており、関係機関によって工事が進められているところでございます。これらの工事には、応急措置的なものだけではなく、本格的な復旧工事や次の災害に備えたものも含まれております。

また、委員御指摘のように、登別温泉は非常に地域にとって重要な観光地でございますから、その重要性に鑑みまして、私自身、四月下旬に、登別温泉の先生がおっしゃる湯元を含め、地獄谷ほか複数の箇所の災害復旧の現場を見てまいりまして、許認可の状況、それから工事の状況、そういったものを確認したところでございます。

こういったところで、今申し上げましたように、関係機関によって工事が進められている、こういったところを御答弁申し上げたところでございます。

環境省といたしましても、自然災害への対応の重要性は認識しておりまして、その緊急性や現地の状況等を勘案して、許可申請や届出があった場合には迅速に判断し、対応できるよう努めているところでございます。

今後とも、地域に寄り添い、これらの適正な運用に努めてまいる所存でございます。

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