土橋章宏 (チームみらい)

2026年6月17日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 228 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 232 発言)

御答弁ありがとうございました。

次に、ペロブスカイト太陽電池の研究開発支援拡充についてお伺いいたします。

先日、産総研の再生可能エネルギー研究センターを視察しまして、ペロブスカイト太陽電池の研究開発に取り組む研究チームの皆さんと意見交換をしました。研究現場では、導電ガラス上に均一な膜を形成する量産技術の難しさや、耐用年数向上への取組が続いていました。私自身も昔、日立製作所で、酸化チタンの膜をガラス基板に蒸着するとか、そういったことをやっておりましたので、オタク同士でかなり盛り上がったんですけれども、その中で研究者の方々が話されていたのは、研究開発には予見性が必要であり、単年度予算では長期的な研究計画が立てられないという点で、グリーンイノベーション基金への採択により十年間の安定的な資金援助が受けられることを大変ありがたいと評価されつつ、国には初期事業化への一層の支援を期待したいという声も伺いました。

一方で、日本が技術的に先行してきたペロブスカイト太陽電池の分野では、中国企業が二〇二六年中に量産販売を開始する見通しであるなど、量産化、事業化において国際競争が激化しています。今回の電気事業法改正案においても、建材一体型太陽電池の設計基準整備など、ペロブスカイト太陽電池の社会実装に向けた制度整備が含まれており、技術開発と制度準備を車の両輪として進めていくことが不可欠と考えます。

グリーンイノベーション基金における次世代型太陽電池開発の予算上限は千五十一億円と定められていますが、この国際競争の激化と現場からの声を踏まえると、初期事業化段階への集中投資を含めた研究開発予算の更なる拡充は急務と考えます。日本の国際競争力を守るため、ペロブスカイト太陽電池の初期事業化支援強化策、つまり官公庁が率先してペロブスカイト太陽電池の実証フィールドを展開していくなどのお考えはありますでしょうか。

前後のやりとり

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