中道改革連合の河野義博です。
先生方、今日は本当にありがとうございます。
まず、山内先生にお伺いしたいと思っております。
システム改革、私は初当選が二〇一三年七月ですが、当時はもう既にプログラム法が通っておりまして、そこから累次の改革に取り組んできたわけでありますが、当初から私が懸念を経済産業省に申し上げておったことは、本当に料金が下がりますかということです。それと、発送分離、聞こえはいいんですが、地域独占を排して競争を促す、そして、電源を効率化して競争によって価格を下げていくんだという経済産業省の説明だったわけであります。ヨーロッパ型のアンバンドリングを志向した結果だと思いますが、果たしてこれがうまくいったかというのを今やはり立ち止まって考えるべきなんだろうと思っています。
システム改革の検証が行われて公表がされてはおるものの、結果としては、震災前より家庭用電力は五三%上がっていて、産業用でも八三%上がっています。電源開発も、懸念どおり、なかなか進んでいるとは言い難い。キャパシティーマージン、設備余力もどんどんどんどん減っていって、毎年夏はみんな節電してくださいというような状況が続いているという現状をどう捉えるかということでありますが、率直に、私は、余りうまくいっていない改革だったんじゃないかなと。それを補うための今回の法改正であって、今回の法改正の中身は必要かつ適切な内容であると私は感じていますけれども、山内先生、この十年間取り組んできた一連のシステム改革をどのように受け止めておられるでしょうか。
20山山内弘隆一橋大学名誉教授
御質問ありがとうございます。
去年の二月に第七次エネルギー基本計画を作成しました。当然、それについては、一年弱かな、半年ぐらいかな、議論をしたわけですね。それでいろいろ産業の実態を詳しく聞きました。そのときに、まさにおっしゃったように、半導体とか、特にAIですね、こういった産業が勃興しているということであって、それについて電力の手当てが必要だと。それで、その時点で、各送配電会社が将来どうなるかということの予測を持っていますので、これを合計してやってみたんですね。そうしたら、かなり増える、こういうことだったんです。
それで、エネ基の議論の中で、産業構造…
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21松松下英樹(自民)
ありがとうございます。
本当に、電力需要というのが、AI、またデータセンターが非常に今増えていく中で、日本においても、電力を安定して、しかもできる限り安価で供給する、これが大変重要なことだと思っております。
そうした中、現場の皆さん、電力事業者の皆さんが本当に懸命になって供給をしていただいている。当たり前に電気をつければ電気がつく生活を我々日本人は送らせていただきますけれども、これは決して当たり前でないというふうに私は思っております。現場の皆さんのたゆまない努力によって、こうして安定した電力を供給していただいている。
そしてまた、さらに、電力需要が…
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工藤彰三(自民)
次に、河野義博君。
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- (上の発言)
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河野義博(中道)
中道改革連合の河野義博です。
先生方、今日は本当にありがとうございます。
まず、山内先生にお伺いしたいと思っております。
システム改革、私は初当選が二〇一三年七月ですが、当時はもう既にプログラム法が通っておりまして、そこから累次の改革に取り組んできたわけでありますが、当初から私が懸念を経済産業省に申し上げておったことは、本当に料金が下がりますかということです。それと、発送分離、聞こえはいいんですが、地域独占を排して競争を促す、そして、電源を効率化して競争によって価格を下げていくんだという経済産業省の説明だったわけであります。ヨーロッパ型のアンバンドリングを志向した結果だと思いますが、果たしてこれがうまくいったかというのを今やはり立ち止まって考えるべきなんだろうと思っています。
システム改革の検証が行われて公表がされてはおるものの、結果としては、震災前より家庭用電力は五三%上がっていて、産業用でも八三%上がっています。電源開発も、懸念どおり、なかなか進んでいるとは言い難い。キャパシティーマージン、設備余力もどんどんどんどん減っていって、毎年夏はみんな節電してくださいというような状況が続いているという現状をどう捉えるかということでありますが、率直に、私は、余りうまくいっていない改革だったんじゃないかなと。それを補うための今回の法改正であって、今回の法改正の中身は必要かつ適切な内容であると私は感じていますけれども、山内先生、この十年間取り組んできた一連のシステム改革をどのように受け止めておられるでしょうか。
24山山内弘隆一橋大学名誉教授
今おっしゃった電気料金の問題でありますけれども、多分同じ資料を今見ておりまして、家庭向けで五三%、それから産業向けで八三%というようなことですけれども。
まず、料金について申し上げると、これはお役所の答弁に近いのであれかもしれませんけれども、これは上がっていますけれども、上がっている要因というのは何かというと、燃料費がかなり大きい。燃料費の高騰、御承知のとおりで、今回もバレルで百ドルとか、そのくらいまで原油がいっているわけですよね。それから、もう一つはFITですね、FIT賦課金、これが大きいので、その辺を除いてみると、それほど大きな上昇ではないというふ…
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河野義博(中道)
完璧なルールが一発でできるわけはありませんので、適宜修正を行っていくというのは必要なことだろうと思うんですが、これは次の次の質問でお伺いしますが、ころころ制度が変わるという問題点もあるわけであります。
一方で、安定的に供給力を確保していくためには、やはりそれなりのマージンを元に計画的に発電所を造っていかなければならないと思っています。
洋上風力発電所も、当時は三十六円でやるんだと言っていたのが、いきなり、ある日突然、大きな議論をすることもなく入札制度になった。そして、あっと驚くような値段である大手の会社が取ったけれども、やっぱりやりませんと。洋上風力…
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26山山内弘隆一橋大学名誉教授
御質問は、ある程度私も納得といいますか、同意するところでありまして、どういう形で電源を造っていくかというのはいろいろなやり方があると思うんですね。今までやってきたのは、マーケットに任せて、例えば容量市場をつくるとか、あるいは、今回はまた脱炭素電源のオークションとか、いろいろなやり方をしてきて、要するに、何をやってきたかというと、マーケットだけで電源をちゃんと提供できるかというと難しい、こういうことだと思います。
一方で、これを全部計画的に、ここに造れ、あそこに造れというのはなかなか難しい、これも最適な解が得られないというふうに思っております。まさにWA…
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