今、日本は、割と、特にこの十数年、収益はかなり上がるような体質になりました。でも、それを国内に投資しないで、海外に投資をしてきた。その海外の投資も、ある程度利益は上がっています。したがって、資本収支は黒字ですけれども、実際に物やサービスの収支はどんどん苦しくなってしまっています。ざっくり言うと、デジタル赤字も十兆円ぐらい、食料も十兆円ぐらい、エネルギーは二十兆円ぐらい。四十兆円ぐらい、絶対に国民生活や社会活動に必要なものでも海外に支払いをしている。これは持続可能な状況ではないというふうに思います。
最も心配なのは、やはりAIでございます。残念ながら、このままだと、デジタルサービス分野でのAIの利用金額が爆発的に増えて、収支の赤字につながってしまうのではないか。
例えば、最近、アメリカのオープンAIとグーグルのAIが、日本最難関とされる東京大学理科三類の入試問題で受験をさせてみたら、最高点、首席合格になったということで、これは毎年やっているそうですが、去年とは比べ物にならないほど能力が向上している。しかも、これはアメリカの企業のAIなのに、日本語の試験を受けさせてもそれぐらいの結果を出しているというわけでございます。
これはどれぐらい開発に投資をしているのかなといいますと、今年の投資額が、マイクロソフト、アマゾン、グーグル、メタを足して、去年と比べて七六%増やす予定。今年だけで年間百十六兆円も投資を行いますということでございます。これは日本の国家予算とほぼ同じぐらいなわけでございます。こんな額を毎年毎年つぎ込んでいく、民間の四社だけで。これは普通に考えると、我々のAI市場はアメリカのテックが独占か寡占をしてしまうということが予想されます。
先ほども総論でもありましたけれども、フィジカルAIという言葉が出てきましたが、全部の分野でAIで勝つというのは難しいので選択と集中をしていかなければならないと思うんですが、具体的にどのようにアメリカのテックに全てを駆逐されないように国内のAIを強くしていくか、どのようにお考えでしょうか。
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赤澤亮正(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
大変失礼いたしました。官房長はAIのために来ているなと思って見ていたので、済みません、私でございました。
経済産業省においては、情報セキュリティーも十分確保した形で生成AIの環境整備を進めておりまして、職員は既に、文書の要約や翻訳、情報検索等の用途に活用しております。
デジタル庁が構築した生成AI利用環境「源内」では、今後、国産AIが試験導入されると承知をしております。これを積極的に活用することは、国内事業者が競争力ある国産AIを開発していくためにも重要でありまして、経済産業省でも今夏から利用開始を予定しております。
経済産業省としては、「源内」を…
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落合貴之(中道)
官房長は、多分サポートのためにいらしたんだというふうには思います。
例えば、翻訳は、最近かなり正確性が増したというふうに思います。どうしても全体として日本人は言語の壁があるというふうに言われてきましたが、恐らく翻訳を使う人が増えたので正確性が増してきたのだというふうに思います。生産性の向上にはかなり寄与しているものと思います。
AIは、使えば使うほど学習して能力が向上していくわけですので、我々の手で有用なAIを育てていくということが必要であると思います。いい形でその実現の模索を官庁もしていくべきであるというふうに思います。
これは十年前ぐらいからこ…
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赤澤亮正(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
AIやクラウド等のデジタルサービスが社会活動の基盤としての役割を増す中、いわゆるデジタル赤字が拡大し続けることは、我が国の経済成長や経済安全保障の観点から好ましくないというふうに思っています。
こうした認識の下、経済産業省としては、我が国の勝ち筋であるフィジカルAIに不可欠な国産の基盤モデルの開発、あるいは国内スタートアップ等が行う領域特化モデルの開発への支援、そしてクラウドサービスを提供する国内事業者による技術開発や高度なコンピューター整備に対する支援などを進めてきているところでございます。
これらの取組を通じて国内におけるデジタル産業基盤を強化を…
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- (上の発言)
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落合貴之(中道)
今、日本は、割と、特にこの十数年、収益はかなり上がるような体質になりました。でも、それを国内に投資しないで、海外に投資をしてきた。その海外の投資も、ある程度利益は上がっています。したがって、資本収支は黒字ですけれども、実際に物やサービスの収支はどんどん苦しくなってしまっています。ざっくり言うと、デジタル赤字も十兆円ぐらい、食料も十兆円ぐらい、エネルギーは二十兆円ぐらい。四十兆円ぐらい、絶対に国民生活や社会活動に必要なものでも海外に支払いをしている。これは持続可能な状況ではないというふうに思います。
最も心配なのは、やはりAIでございます。残念ながら、このままだと、デジタルサービス分野でのAIの利用金額が爆発的に増えて、収支の赤字につながってしまうのではないか。
例えば、最近、アメリカのオープンAIとグーグルのAIが、日本最難関とされる東京大学理科三類の入試問題で受験をさせてみたら、最高点、首席合格になったということで、これは毎年やっているそうですが、去年とは比べ物にならないほど能力が向上している。しかも、これはアメリカの企業のAIなのに、日本語の試験を受けさせてもそれぐらいの結果を出しているというわけでございます。
これはどれぐらい開発に投資をしているのかなといいますと、今年の投資額が、マイクロソフト、アマゾン、グーグル、メタを足して、去年と比べて七六%増やす予定。今年だけで年間百十六兆円も投資を行いますということでございます。これは日本の国家予算とほぼ同じぐらいなわけでございます。こんな額を毎年毎年つぎ込んでいく、民間の四社だけで。これは普通に考えると、我々のAI市場はアメリカのテックが独占か寡占をしてしまうということが予想されます。
先ほども総論でもありましたけれども、フィジカルAIという言葉が出てきましたが、全部の分野でAIで勝つというのは難しいので選択と集中をしていかなければならないと思うんですが、具体的にどのようにアメリカのテックに全てを駆逐されないように国内のAIを強くしていくか、どのようにお考えでしょうか。
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赤澤亮正(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
御指摘の米国企業においては、AIの開発、利活用に向けた設備投資がこれまでに例を見ないほど大規模化しているということは承知をしております。
先ほども申し上げましたが、ビッグデータ掛けるAIの時代ということで、各分野でAIトランスフォーメーションを進めるには現場データが鍵となると思います。
激しい国際競争の中で、我が国が強みを持つのは、超高齢社会の災害大国ということを申し上げましたが、高齢者のヘルスケアでありますとか、災害対応技術、あるいは製造現場、世界有数の製造現場を持っている、あるいは世界で唯一の福島原発の廃炉の現場を持っている、そういったところに素…
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落合貴之(中道)
そもそも、AIへの日本の企業の民間投資額が二〇二四年では九兆円しかないわけです。アメリカが、今年、四大テックだけでも百兆円以上ということで、全然額が違うわけでございます。
しかし、大臣が前の前の答弁でおっしゃったように、フィジカルAIというのは工場の製造装置をAIで制御させるということだと思いますけれども、こういった分野は元々強かったわけですので、しかも日本は人手不足であるということで、こういった部分は負けないように、是非力を入れていくべきだというふうに思います。
今日、公取からもお越しいただいております。今日の最後の質問として、AI市場は残念ながら…
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129佐佐久間正哉公正取引委員会事務総局官房デジタル・国際総括審議官
お答え申し上げます。
公正取引委員会は、生成AI関連市場におきまして公正かつ自由な競争環境を維持することを通じて更なるイノベーションを促すとの観点から、令和六年以降、生成AI関連市場の実態を把握するための調査を行ってまいりました。
去る四月にも実態調査報告書を公表いたしましたけれども、生成AI関連市場においては、ビッグテック企業等を中心とした競争が見られるとしているなど、現時点において競争上の弊害が具体的に生じているとは認識しておりません。
他方、委員御指摘のとおり、これらの市場が独占また寡占状態に至れば、生成AI分野におけるイノベーションが阻害さ…
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