鈴木義弘 (国民民主党)

2026年6月3日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 109 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 132 発言)

先般の、産業技術、競争力強化法のときにもお尋ねしたんですけれども、経産省だけで人材育成もできないし、次の世代を、今も勉学に励んでいる学生さんたちも含めて、やはりこういう人材が欲しいんだと。途中で学び直すリスキリングも大事なんですけれども、やはりその前段で、みんな、私たちも、学生のときに何の仕事をやりたいとか、この会社に行ってみたいというふうに思うんだと思うんですね。それはなかなか、狭き門なのか広き門なのかよく分かりませんけれども、業種だとか業態によっては一人当たりの稼ぎ高というのが決まっちゃうわけです。

例えば運送業でいけば、十トン車を転がしたときの運送費といったら、一千万とか一千五百万とかという運賃しかもらえない。四トン車だったら幾らとか、二トン車だったら幾ら。それ以上の賃金を払えないんです、もらっている請負の運賃がそれだけしかないわけですから。その中で、車両代だとか、燃料代だとか、車検代だとか、保険代だとか、もろもろ間接的な経費も入れて、残りを結局、賃金なりボーナスで支給する。何の業種でもそうです。弁護士さんだとか会計士さんみたいな特殊な仕事をされているところは何千万、何億も稼ぐ人も中にはいるんでしょうけれども、一般的に普通の仕事と言われているもの。だから、どうしても賃金の高いところに行きたいというふうにみんな思うんです。私もそうです。

だから、そのときに、何百万人も足りていない、ミスマッチだというよりも、そこに誘導するんだったら、やはり賃金を上げていく制度、また、そういうインセンティブを与えるようなものをつくっていかなければ、そっちにみんな動かないですよ。

大学卒業がというより、大学進学がもう五十数%の今の日本国の中で、先ほども質問されて、AIがどんどん入ってくることになって、ホワイトカラーと言われている人の職種がどんどん縮小されていく。じゃ、その分ブルーカラーの仕事にといっても、そんな、いきなりどうぞといって、配管工や水道の仕事だとか、建築だとか土木の仕事にぱっと行きますかと。そこのところのやはりインセンティブを働かせるような仕組みを、これは半年だとか一年じゃできないと思うんです。

でも、ミスマッチはただ解消すればいいというんじゃなくて、こっちにも、それなりに働けば、今と同じとは言わなくても普通の生活ができるよ、給料が上がるよというような仕組みも併せてつくっていかないと、このミスマッチの解消には私はつながらないと思うんです。そこのところをもう一度御答弁いただきたいと思います。

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