貝原健太郎外務省大臣官房参事官

2026年5月22日・第221回国会 衆議院 外務委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 5 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 135 発言)

お答え申し上げます。

自由で開かれたインド太平洋、いわゆるFOIPは、二〇一六年、当時の安倍総理がケニアで提唱した日本外交のビジョンでございます。太平洋とインド洋という二つの海を囲む成長著しいアジア、潜在力あふれるアフリカ、この二つの大陸において連結性を強化し、この地域において、全ての国が、威圧と無縁で、法の支配に基づく安定した国際秩序の恩恵の下、平和と繁栄を享受することを目指していくとの考えを示したものでございます。

その提唱以来、我が国は日本外交の柱としてFOIPを積極的に推進し、その結果、FOIPは、米国やG7を始めとするいわゆる先進国のみならず、グローバルサウスを含む幅広い国々から受け入れられてまいりました。

今般、高市総理が表明したFOIPの進化は、自由、開放性、包摂性、多様性、法の支配といったFOIPの中核的な理念は堅持しつつ、地域の国々の自律性、強靱性を高め、具体的な協力を通じて、地域全体として共に強く豊かになることを目指すものでございます。

今月二日、ベトナムにおいて高市総理御自身から発信したのに加え、茂木大臣からもFOIP発祥の地であるケニアにおいて発信を行いました。

国際秩序が大きな挑戦を受ける中、一貫した外交姿勢を堅持する日本への期待は高まっております。国際社会から期待される日本の役割と責任を果たしていくためにも、改めて、今回、進化したFOIPという形で日本が目指す外交ビジョンを示したことは意義の大きいものであったというふうに考えております。

今後とも、各国、各地域と協力しながら、日本、相手国、そしてインド太平洋地域全体に利益と恩恵をもたらす具体的な協力を積み重ね、FOIPの実現に向けて邁進してまいりたいと考えております。

前後のやりとり

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