おはようございます。自由民主党の山田基靖でございます。
本日、初めて国会議員として質問に立たせていただくわけですけれども、それが、歴史と伝統あるこの外務委員会の場で、しかも外務大臣が茂木大臣ということで、大変緊張しておりますけれども、大臣の胸もかりさせていただきながら、また、この場に立てることを、地元姫路の有権者の皆様方に感謝の気持ちを表明させていただいて、質問に入らせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
本日は、十五分間という限られた時間ですので、切り口を安全保障に絞って進めさせていただきたいと思います。
大臣が所信でも述べられていたとおり、まさに、世界は戦後最も大きな構造的変化の中にあって、我が国と世界を取り巻く環境の変化は加速度的に進んでいると認識しております。
私自身も、大学一年生のときに、九・一一テロという、まさに世界秩序が大きく揺れた現場に偶然居合わせまして、日本を強くしたいという思いで外務省の門をたたかせていただきました。
外務省で最後のポスト、二〇二二年末の安保戦略の改定に携わらせていただきましたけれども、それから三年強たちまして、長引くウクライナ侵略もそうですし、ロシアと北朝鮮による戦略パートナーシップ条約の締結であったり、また中ロ連携の強化、そして中国の右肩上がりの軍事費増加と、我が国周辺の安全保障環境は一層不透明感を増していると思います。また、昨今の中東情勢は言うまでもなく新たな国際社会の大きな火種となり、国際社会の一層の分断リスクを肌で感じているわけでございます。それがゆえに、今こそ我が国ならではの外交を展開していくことが力強く求められているタイミングだと思います。
日本外交は、ちょうど私が二〇〇五年に外務省に入省して間もない頃に、麻生大臣の頃だったと思うんですけれども、自由と繁栄の弧という戦略を提唱されまして、また、二〇一六年に、安倍総理がそのウィングをインド太平洋全体に広げて、FOIPという形で戦略を提唱されたわけですけれども、提唱後、今年で十年となって、価値観外交ではないですけれども、本当に、民主主義、市場経済、法の支配といった基本的な価値観を同盟国、同志国と共有するという力強い外交を展開してきたわけだと思います。
そこで、まさに国際秩序が揺れている今だからこそ日本がリーダーシップを発揮すべきという問題意識の中でお伺いしたいと思うんですけれども、まず、これまで十年間のFOIPの歩みを振り返っていただいて、外交当局として、FOIPを日本外交の柱に据えることの意義、実績を改めてどのように評価しているのか、御答弁いただければと思います。
1
國場幸之助(自民)
これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として、お手元に配付のとおり、外務省大臣官房審議官松本恭典君外十七名の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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2
國場幸之助(自民)
御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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3
國場幸之助(自民)
質疑の申出がありますので、順次これを許します。山田基靖君。
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- (上の発言)
4山山田基靖(自民)
おはようございます。自由民主党の山田基靖でございます。
本日、初めて国会議員として質問に立たせていただくわけですけれども、それが、歴史と伝統あるこの外務委員会の場で、しかも外務大臣が茂木大臣ということで、大変緊張しておりますけれども、大臣の胸もかりさせていただきながら、また、この場に立てることを、地元姫路の有権者の皆様方に感謝の気持ちを表明させていただいて、質問に入らせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
本日は、十五分間という限られた時間ですので、切り口を安全保障に絞って進めさせていただきたいと思います。
大臣が所信でも述べられていたとおり、まさに、世界は戦後最も大きな構造的変化の中にあって、我が国と世界を取り巻く環境の変化は加速度的に進んでいると認識しております。
私自身も、大学一年生のときに、九・一一テロという、まさに世界秩序が大きく揺れた現場に偶然居合わせまして、日本を強くしたいという思いで外務省の門をたたかせていただきました。
外務省で最後のポスト、二〇二二年末の安保戦略の改定に携わらせていただきましたけれども、それから三年強たちまして、長引くウクライナ侵略もそうですし、ロシアと北朝鮮による戦略パートナーシップ条約の締結であったり、また中ロ連携の強化、そして中国の右肩上がりの軍事費増加と、我が国周辺の安全保障環境は一層不透明感を増していると思います。また、昨今の中東情勢は言うまでもなく新たな国際社会の大きな火種となり、国際社会の一層の分断リスクを肌で感じているわけでございます。それがゆえに、今こそ我が国ならではの外交を展開していくことが力強く求められているタイミングだと思います。
日本外交は、ちょうど私が二〇〇五年に外務省に入省して間もない頃に、麻生大臣の頃だったと思うんですけれども、自由と繁栄の弧という戦略を提唱されまして、また、二〇一六年に、安倍総理がそのウィングをインド太平洋全体に広げて、FOIPという形で戦略を提唱されたわけですけれども、提唱後、今年で十年となって、価値観外交ではないですけれども、本当に、民主主義、市場経済、法の支配といった基本的な価値観を同盟国、同志国と共有するという力強い外交を展開してきたわけだと思います。
そこで、まさに国際秩序が揺れている今だからこそ日本がリーダーシップを発揮すべきという問題意識の中でお伺いしたいと思うんですけれども、まず、これまで十年間のFOIPの歩みを振り返っていただいて、外交当局として、FOIPを日本外交の柱に据えることの意義、実績を改めてどのように評価しているのか、御答弁いただければと思います。
5貝貝原健太郎外務省大臣官房参事官
お答え申し上げます。
自由で開かれたインド太平洋、いわゆるFOIPは、二〇一六年、当時の安倍総理がケニアで提唱した日本外交のビジョンでございます。太平洋とインド洋という二つの海を囲む成長著しいアジア、潜在力あふれるアフリカ、この二つの大陸において連結性を強化し、この地域において、全ての国が、威圧と無縁で、法の支配に基づく安定した国際秩序の恩恵の下、平和と繁栄を享受することを目指していくとの考えを示したものでございます。
その提唱以来、我が国は日本外交の柱としてFOIPを積極的に推進し、その結果、FOIPは、米国やG7を始めとするいわゆる先進国のみなら…
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6山山田基靖(自民)
ありがとうございます。
混沌とする国際情勢だからこそ、FOIPという共通のビジョンをより多くの国々と共有することで、大臣が所信で述べられた包容力と力強さを兼ね備えた日本外交につながるものと思います。
まさに御答弁ありましたけれども、今回、ゴールデンウィークで、高市総理は、新しい経済安保の切り口でこの進化したFOIPを発表されて、タイミングを同じくして、大臣は、ゴールデンウィークでアフリカを歴訪されて、まさに十年前、ケニアで、安倍元総理が提唱された同じ場所で、FOIPの意義を含めた包括的なアフリカ外交政策スピーチを行われた。このことの意義と狙いを改めて…
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7
茂木敏充(自民)外務大臣
委員会で、与野党の皆さんから、大変姿勢がいい、こういう評価をいただいている山田委員から御質問いただきました。
アフリカは、グローバルサウスの主要な地域の一つでありまして、高い人口増加率によります若い人口と豊富な天然資源を有する、日本外交にとって重要なパートナーであります。
国際情勢が厳しさを増す中、アフリカ諸国との連携を強化していく、このことは、自由や民主主義といった共通の価値観の推進であったり、我が国自身の経済成長、そして御指摘もありました安全保障にとっても重要であると考えております。
こうした中、今回のゴールデンウィークのアフリカ訪問を捉えまし…
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