AIの利活用に関しましては、人間中心のAI社会原則というのがございます。ここに何が書かれているかというと、AIに過度に依存したり人間の行動をコントロールすることのないように、我々人間がAIを道具としてうまく使いこなすことによってより大きな創造性を発揮しようということが書いてあります。
これは日本政府の見解でもございますので、この原則に基づいてAI事業者ガイドラインというものがありまして、それについては、AIの出力結果、今の審査結果もそうかもしれません、そういったものが公平性の欠くことがないように、AIで単独に判断させるだけでなく、人間の判断を介在させる利用をしっかりと考えろということが書いてあるというふうに承知をしています。
ゆえに、加えて、もう一つ、我々デジタル庁の中で今年の五月に策定しましたガイドラインでは、業務に生成AIを利活用する際に、この工程の、過程ですね、行政の過程についてしっかりとそのリスクに留意しろということも書かれています。このリスク、どういうリスクかというと、AIは、一旦、何というかな、質問をしてしまうと、結果が出るまでの間は全くのブラックボックスですから、このブラックボックスの過程がちゃんと説明できるようにしておかなければいけないよということでございます。
それに従って行動していくということが必要で、そのために各府省庁では、CAIO、チーフAIオフィサーというのを置いて、そういった人たちがちゃんとAIの利活用をきちんとやっているねということをウォッチしていくということが必要だというふうに思います。
我々もガバメントAIとして「源内」というのを内製しておりますけれども、この内製を今各府省庁で使ってくれというふうに取組を進めているところでありますので、そういったお願いとか、その「源内」の活用の間、間に、機械的に物事が判断されることのないようにということをしっかりと伝えながら取組を進めていきたいと思っています。
ありがとうございます。
48
岸真紀子(立憲)
本当に、表現の自由とか、AIを使うととても面白いとは思うんです。でも、一方でそれによって逃げ遅れてしまったり危険なところに行ってしまうということも考えられるので、しっかりと対策、必要に応じた法律ということも必要になってくるかもしれませんので、引き続きよろしくお願いいたします。
AIに関しては、本人が知られていない中で様々なところでデータが利活用されかねないという問題もあります。自分が知らないところで、統計データだからといってどんどんどんどんプロファイリングにも使われてしまいかねないという懸念を私自身は持っています。難しい課題ではありますが、利便性の追求…
この発言のページ
49
小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
AIの開発、活用に当たっては、個人に関する情報が不適切に扱われることがないよう、個人情報保護法の遵守はもちろんのこと、プライバシーの保護について十分な配慮が必要だというふうに私も認識しています。
こうした観点については、先ほど来お話に出していただいている、年内を目途に策定を目指すAIの適正性確保に向けた指針にも記載するように現在議論を重ねているところでありまして、それを踏まえて事業者の取組を促していきたいと思っています。
いずれにしても、これも関係省庁と連携をしながら、プライバシー保護の観点を含めて、信頼してもらえるAIの実現に向けて取り組んでいきた…
この発言のページ
50
岸真紀子(立憲)
本当にこれからというところだと思いますので、引き続き、急ぎだけど、さっきも言ったように、でもいろんな方の声は聞いていただきたいというところです。
次に、行政機関における生成AIサービスについて、松本大臣にお伺いします。
松本大臣は所信で、積極的にAIを利活用していく、ガバメントAIの構築を進めると触れていましたが、一方で懸念もあります。
例えば、法案作成のチェックは個人情報があるわけではないので、こういったものは職員の事務を補完する上でも積極的に進めていくことが必要です。一方、何かを審査し決定するものは、機械的にデータだけを見ていては判断を誤ること…
この発言のページ
- (上の発言)
51
松本尚(自民)デジタル大臣・内閣府特命担当大臣(サイバー安全保障)
AIの利活用に関しましては、人間中心のAI社会原則というのがございます。ここに何が書かれているかというと、AIに過度に依存したり人間の行動をコントロールすることのないように、我々人間がAIを道具としてうまく使いこなすことによってより大きな創造性を発揮しようということが書いてあります。
これは日本政府の見解でもございますので、この原則に基づいてAI事業者ガイドラインというものがありまして、それについては、AIの出力結果、今の審査結果もそうかもしれません、そういったものが公平性の欠くことがないように、AIで単独に判断させるだけでなく、人間の判断を介在させる利用をしっかりと考えろということが書いてあるというふうに承知をしています。
ゆえに、加えて、もう一つ、我々デジタル庁の中で今年の五月に策定しましたガイドラインでは、業務に生成AIを利活用する際に、この工程の、過程ですね、行政の過程についてしっかりとそのリスクに留意しろということも書かれています。このリスク、どういうリスクかというと、AIは、一旦、何というかな、質問をしてしまうと、結果が出るまでの間は全くのブラックボックスですから、このブラックボックスの過程がちゃんと説明できるようにしておかなければいけないよということでございます。
それに従って行動していくということが必要で、そのために各府省庁では、CAIO、チーフAIオフィサーというのを置いて、そういった人たちがちゃんとAIの利活用をきちんとやっているねということをウォッチしていくということが必要だというふうに思います。
我々もガバメントAIとして「源内」というのを内製しておりますけれども、この内製を今各府省庁で使ってくれというふうに取組を進めているところでありますので、そういったお願いとか、その「源内」の活用の間、間に、機械的に物事が判断されることのないようにということをしっかりと伝えながら取組を進めていきたいと思っています。
ありがとうございます。
52
岸真紀子(立憲)
AIだけではなくて、やはりいろんな行政のシステムもなんですが、そもそもどういうふうに使うかというのを職員がきちんと考えて構築をしていかないと、いろんなところで失敗してしまうというところです。なので、便利になるんだけれども、そこが忘れちゃ大変だというところを忘れないでいただきたいということで、あえて質問させていただいたところです。
次に、ちょっと順番を入れ替えまして、自治体システムの標準化についてお伺いをいたします。
先ほども質疑されていますが、システム標準化については二〇二五年度末までと一応の目標時期がありますが、私はこれ、法案の審議の当初から、千七…
この発言のページ
53
松本尚(自民)デジタル大臣・内閣府特命担当大臣(サイバー安全保障)
ありがとうございます。
先ほどの質問にありましたけれども、最終的には国民の皆さんがメリットを受けるためにこの仕組みをつくっていかなければいけないと。ただ、千七百以上ある自治体で、システムだけで全部で三万以上あるというシステムになっているので、確かに、おっしゃるように、後ろを決めて全部できるのかというと、私も大臣になっていろいろとこの件のお話聞いて、何でそこで決めたのというふうなことはちょっと思ったのは事実でございますが、決めた以上はそれに従ってしっかりと進めていくのがこれは国の役目だろうというふうに思っています。
したがって、今お話のあったように、い…
この発言のページ
54
岸真紀子(立憲)
最後の質問になりますが、松本大臣は所信で、AIの開発や利用には、信頼性のある自由なデータ流通、すなわちDFFTの推進は不可欠と述べていますが、これ分かるようで分からないので、どういう問題意識なのかというのと、DFFTを具体的にどう進めるのか、お伺いいたします。
この発言のページ