片山さつき (自由民主党)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)

2025年12月15日・第219回国会 参議院 予算委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 202 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 373 発言)

不動産取得に対する追加的な負担について、委員御指摘のように、シンガポールにおきましては、手元で調べております限りは、シンガポールの市民ですと、一軒目には印紙税は掛からず、二軒目二〇%、三軒目三〇%なんですが、永住権を全く持たない外国人は一軒目から全部六割掛かるということで、倍近い額になるので。永住権があると、一軒目は市民に近い五%ぐらいで、あとは三割とか三五%に上がると、非常にはっきりした段階を付けているわけでございまして、これは、一部そういう投機を抑制するような効果につながる可能性は当然あると思います。

ただし、租税条約のひな形というのがありまして、ほとんどの国との間で同じようなものが各国使われているんですが、その二十四条では、一方の締約国の国民は、他方の締約国においては、この条件、国内条件よりも重い租税若しくはこれに関連する要件を課されることはないというのがほとんど入っておりますので、これが適用されるということになると、どこまでそういうことができるのかなという、この国籍無差別条項との関係がまず出てくるとは思います。

それよりも、今、一部の都心のマンションその他物件についてやや投機的な動きがあるということが一般に言われておりますので、業界団体の御協力の下で、引渡しまでの売却活動禁止とかいった対策が、これは国内の業界、国内の官庁の御協力で取られるようになっていると承知しておりますので、まずはそういった効果も見極めながらいろいろ考えてまいりたいと思います。

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顔写真の出典(Wikimedia Commons、4件)