2025年12月16日・第219回国会 参議院 総務委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 100 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 117 発言)

こちらの改善というところは非常に可能性があるものだと考えておりますので、是非進めていただきたいと思っております。

続いて、政治団体における政治資金管理の在り方についてお伺いいたします。

補正予算では、政治資金収支報告書データベースの構築等に三十・一億円が計上をされております。こうしてオンライン化を進めている今こそ、システム仕様を刷新する好機だと考えております。

私たちチームみらいは、政治と金の問題を重要な課題と捉えた上で、技術で実現可能な解決策を示すため、みらいまる見え政治資金というシステムを開発、公開をしております。これは、銀行口座やクレジットカードの明細をデータ連携により自動取得し、収支報告書に反映させる仕組みでございます。手入力に頼るところを少なくすることによって入力ミスが起きる場面を減らせるほか、政治資金がいつ何に使われたのかということをガラス張りで可視化することが可能です。

この経験から、政治と金の問題を解決するには二つの点が重要だと考えております。

一つ目は、手作業を減らし、収支報告の作成、管理の負担を軽減することです。

民間の家計簿アプリや会計ソフトでは、データの自動連携は、これは既に一般的なものとなっております。政治資金においても銀行口座やクレジットカードの明細を自動取得し反映させる仕組みがあれば、事務的なミスや記載漏れは減ると考えられます。こういうふうな民間で当たり前となっている技術を政治の世界でも導入すべきであると考えております。

現在、総務省が提供している収支報告書作成ソフトは手入力が前提です。今後、手入力を極力減らすことも含め、事務的なミスが生じにくい方向へ機能強化を図るべきではないでしょうか。

そして、二つ目は、情報公開の際に、単に閲覧が可能にするだけではなくて、国民にとって分かりやすく伝えること、整理することも必要だと考えております。

現行の政治資金収支報告書閲覧サイトでは、公表日ごとにページが分かれておりまして、政治団体と政治家の関係も収支報告書を見なければ分からない場合があるなど、国民が調べたい国会議員や政党にたどり着くことも非常に難しい構成になっております。また、収支報告書自体も、前提知識のない国民にとって理解しやすい形式ではないと思っております。

今後は、こういった国会議員名で関連する政治団体を検索し合計額を確認できる機能や、収入、支出を月別、時系列で把握する機能など、あるいは、どの項目に幾ら使われているかを視覚的に示すデザイン、こういったものも必要ではないでしょうか。

以上を踏まえ、大臣にお伺いいたします。銀行口座やクレジットカードの明細データを自動取得し収支報告書に反映させる仕組みがあれば、事務的ミスや記載漏れは減るのではないでしょうか。また、収支報告の作成、公開システムの開発に当たっては、述べたような検索、比較機能や分かりやすいデザインも要件とすべきではないでしょうか。御意見をお聞かせください。

前後のやりとり

96の発言を見る

104の発言を見る

顔写真の出典(Wikimedia Commons、4件)