柳瀬護金融庁総合政策局総括審議官

2025年11月20日・第219回国会 参議院 財政金融委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 68 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 182 発言)

お答え申し上げます。

お尋ねいただきました企業価値担保権でございます。こちらは、事業の将来性に基づく融資を後押しし、委員御指摘のとおり、これまでの融資慣行を大きく変える可能性がある新たな担保制度と認識しております。でございますので、金融庁といたしましても、来年五月の制度施行に向け十分な準備を進めることは大変重要と考えております。

その一環として、例えば、今、信用金庫からメガバンクまで意欲のある融資担当者に参加いただく勉強会を開催いたしまして、中小企業への融資の実情なども踏まえながら、必要となる取組、体制整備について、実務的な面も踏まえ、議論を重ねているところでございます。

また、特に融資担当者の専門性の強化に資するよう、当庁といたしまして、二〇一九年に、信用金庫や地域銀行を対象とします中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針等を改正し、金融機関に定期的な人事ローテーションの確保を求めないこととしているほか、二〇二三年には、融資先の事業の将来性を評価する際の着眼点を業種ごとに整理いたしました業種別支援の着眼点を公表し、その検証を実施するなどの取組を行っております。

金融庁といたしましては、来年の制度施行に向けてこうした環境整備を進めていくことで、先ほどお話ありました各金融機関からの御心配の声等がなくなるように、そして企業価値担保権の制度の本旨に沿った質の高い取組が実現するよう取り組んでまいります。

前後のやりとり

64の発言を見る

72の発言を見る