庭田幸恵 (国民民主党)

2025年11月20日・第219回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 104 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 296 発言)

ありがとうございました。思いは大臣と一緒だというふうに受け止めをさせていただきました。

今日は、私からは地方の現場の声をお届けしたいと思っております。

今、地方の現場では、働き方改革疲れ、こんな声が聞こえてまいります。例えば、介護の現場では人手が足りぬという悲鳴が、富山市でも富山県内でもあふれております。特に、これから北陸富山では雪の季節を迎えます。通院、送迎、買物、見守り、そして除雪、こうした目に見えない介護が家族に雪のように降り積もっていきます。

大臣、家族が頑張れば何とかなる、そんな介護モデルではもう耐えられません。ケアマネジャーさんたちの更新研修の見直し、通院、送迎の介護保険適用、また、こういったこの家族の負担を前提としないモデルをつくっていくことが必要かと思っております。

一方で、この働き方改革、規制緩和を望む声があるのも実は事実です。

中小の本当に、有限会社、小さなトラック運送会社の富山の所長さんからお伺いしました。二〇二四年問題で働く時間は確かに減ったと、でも、時間が減ってお給料が減ってしまっては休みがあっても何もできないと、そんな声をいただいています。あとは、三十分あれば自宅に帰れるのに休憩の義務という机上のルールがあって家族が待っている家に帰れない、こんな悲痛な叫びも私の元には届いております。

また、建設業でも大きな溝がございます。中堅の百五十億円ぐらいの売上げのあるゼネコンの現場監督は、確かにこの数年、働き方改革で残業は減ったとおっしゃっていました。しかし、ほとんど、地方の小さな工務店、本当に数人しかいないような建設会社、社長が一番働いているんです。現場にも入って、見積りも作って、安全管理もしている。夜遅くまで事務所の明かりが消えない。これが地方の零細企業の現実でございます。これは富山だけの問題ではないと私は感じております。

この視点が、今も、今日、午前中もいろんな議論ございましたけれども、この地方の中小零細企業の現実、この視点が今の政策には足りないと私は感じておりますが、大臣、今働き方改革進んでいますが、零細企業に対してどういった救いの手を地方の人々に差し伸べるのか、お答えいただけないでしょうか。

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