森本英香早稲田大学法学部教授

2025年2月19日・第217回国会 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 18 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 93 発言)

御質問ありがとうございます。

一言で言うと、太陽光を入れたからできるわけ、あるいは地熱を入れたからできるわけじゃなくて、再生エネルギーには必ず変動がありますので、その変動をいわゆるコントロールするエネルギーマネジメントというのがとても大事になります。そうすると、その全体のシステムがある意味データと経験、ノウハウの塊になるわけですけれども、そういったものを日本で確立することは恐らく、この自立の、自立したエネルギーを各ほかの国でも活用するというふうに、非常に有効なんだろうというふうに思います。

ちょっと例を挙げますと、例えば日本では小型のバイオマス発電施設というのは余り造られていないんですけれども、北欧が非常にそこは得意にしています、北欧ですね。その北欧は、そういう機械が造れるというだけではなくて、そのときにどれくらいのパイプを引いたらいいのかとか、そのときに温度差をどれくらいにしたらいいかというデータの塊を持っていまして、そのノウハウと機械を言わば、今、日本に売り込んでいるという状態にあります。

ヨーロッパではもう普及ある程度しちゃったので今度は日本に攻めてきたという感じなんですけど、同じように、日本がその太陽光、風力、これを多分組み合わせていく、自立するということであれば組み合わせていくことになると思うんですが、そのときのマネジメントのデータも含めたシステムが日本にとっての多分得意技になっていくんじゃないかなというふうに思います。

ちょっと横にそれますけれども、例えば日本のいろんな省エネ機械とかが、あるいは省エネ型の自動車が世界中に普及しておりますけれども、これは削減貢献としてほかの国に貢献しているわけです。削減貢献量という概念がありまして、貢献しています。そういう概念をしっかり固めていくことによって、日本のその技術を海外に輸出して、それが世界の脱炭素に寄与するというのを見える化していくということも併せて必要なのかなというふうに思います。

以上でございます。

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