先ほどお話ありました景観の話というのは、脱炭素先行地域を進めるに当たってもやはり出てきている話題ではあるんですけれども、そもそもこういった先行地域を選定するに当たって、その再生可能エネルギーの促進地域というものを設定して、そこに協議会をつくって、地域住民の方たちと合意形成取った上で導入しましょうという方針でおりますので、やはりその山を切り崩してといったところの合意が取られないようなところでは進めるべきではないというふうに私も思っておりますし、二十年後とか三十年後にそれを管理する、再生可能エネルギーの施設を管理する人間がちゃんといるような場所で、人の目が管理できるようなところでしかそういった新しいエネルギー源というのはやってはいけないだろうというふうに私自身も思っております。
エネルギー全体のミックスに関しては、もう森本先生とほとんど同じ意見なんですけれども、何か一つに偏るというものではなく、ミックスするということがとても大事なポイントです。再生可能エネルギーに関しても、そういった形で住民の合意を進めながら入れられたとしても、じゃ、そこで私たちの使っているエネルギー全部賄えるのかといったら、それはまた難しい場合が出てくると。そのときに、選択肢として、海外から水素を入れるのか、それとも自前で、廃棄物の問題ありますけれども、原子力をまた増やしていくのかというのは、本当に意思決定の話と、あとはリスク分散の話かと思っております。
水素に関しては、まだまだ正直なところ、コスト的に難しいというところ、そして、今までと同じ地政学的なリスクというものから離れることができないという点で、最終手段として考えるべきところだというふうに思っています。
あと、小型原子力に関しては、あとデータセンターもなんですけれども、そこから出てくる熱は、本当は都心で一番需要が大きいので、都心部にこそその小型原子力であったりデータセンターというものを誘致するべきだというふうには思っているんですが、じゃ、そこから万が一のリスクが起きたときどうするのかというところで、少しずつ地方の方に離れていく。落としどころをどうするのかというのは本当に地域での合意形成の話だというふうに思っております。
8井井上義行(自民)
自民の井上義行でございます。
参考人の先生方には、本当に貴重な意見をいただきまして、ありがとうございます。非常に、私も分からない部分もありましたので、先生方の意見を踏まえて、先生方にそれぞれ質問をしたいというふうに思っております。
私は、資源エネルギーのこの持続可能な社会というのは、やっぱり環境だけではなくて、経済あるいは景観も少し考えなきゃいけないという視点が何か少し欠けているような気がするんですね。
例えば、私は小型モジュール炉をもっと造った方がいいんじゃないかということを考えています。いろんな電線を張り巡らせているその中で、どうしても送電とい…
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9森森本英香早稲田大学法学部教授
ありがとうございます。
先ほどのお話の中で、景観も含めてというのは、なるほどと、そのとおりだというふうに思います。自治体でもそういった視点で再生エネルギーの利用の仕方について条例を作っているところもあろうかというふうに思います。
今の御指摘でありますけれども、まず考えますのは、そのエネルギーの安定供給というふうに言ったときに、どこから、まず第一に考えるのは自立するということがまず大事だと思います。そういった意味でいうと、その優先順位からすると再生エネルギーというか、要するに国内で生産できるエネルギーというのを重視すべきだろうというふうに思います。
…
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10宮宮沢洋一(自民)
続いて、磐田参考人。
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- (上の発言)
11磐磐田朋子芝浦工業大学副学長・システム理工学部教授
先ほどお話ありました景観の話というのは、脱炭素先行地域を進めるに当たってもやはり出てきている話題ではあるんですけれども、そもそもこういった先行地域を選定するに当たって、その再生可能エネルギーの促進地域というものを設定して、そこに協議会をつくって、地域住民の方たちと合意形成取った上で導入しましょうという方針でおりますので、やはりその山を切り崩してといったところの合意が取られないようなところでは進めるべきではないというふうに私も思っておりますし、二十年後とか三十年後にそれを管理する、再生可能エネルギーの施設を管理する人間がちゃんといるような場所で、人の目が管理できるようなところでしかそういった新しいエネルギー源というのはやってはいけないだろうというふうに私自身も思っております。
エネルギー全体のミックスに関しては、もう森本先生とほとんど同じ意見なんですけれども、何か一つに偏るというものではなく、ミックスするということがとても大事なポイントです。再生可能エネルギーに関しても、そういった形で住民の合意を進めながら入れられたとしても、じゃ、そこで私たちの使っているエネルギー全部賄えるのかといったら、それはまた難しい場合が出てくると。そのときに、選択肢として、海外から水素を入れるのか、それとも自前で、廃棄物の問題ありますけれども、原子力をまた増やしていくのかというのは、本当に意思決定の話と、あとはリスク分散の話かと思っております。
水素に関しては、まだまだ正直なところ、コスト的に難しいというところ、そして、今までと同じ地政学的なリスクというものから離れることができないという点で、最終手段として考えるべきところだというふうに思っています。
あと、小型原子力に関しては、あとデータセンターもなんですけれども、そこから出てくる熱は、本当は都心で一番需要が大きいので、都心部にこそその小型原子力であったりデータセンターというものを誘致するべきだというふうには思っているんですが、じゃ、そこから万が一のリスクが起きたときどうするのかというところで、少しずつ地方の方に離れていく。落としどころをどうするのかというのは本当に地域での合意形成の話だというふうに思っております。
12石石川智久株式会社日本総合研究所調査部長・チーフエコノミスト・主席研究員
質問ありがとうございます。
まず、その景観の問題なんですけれども、非常に重要な問題だと思っております。やはり、ある程度そういう自分たちの愛した地域が変わってしまうと思うと、当然ながら、人々は反発するわけです。そのために、この環境の話が持続可能になるためには、やはり景観を維持しながら進めていくということはとても重要になると思っております。ですので、その太陽光パネルを置く地域というのもある程度限定的にしていくとか、景観と地域のバランスを考えていくというのは非常に重要だと思っております。
また、再生可能エネルギー、非常に大切なものではある一方で、非常に多く…
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13井井上義行(自民)
ありがとうございます。
非常に貴重な意見をいただきました。しっかり参考人からいただいた意見を踏まえて推進をしてまいりたいというふうに思っております。
以上です。
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14宮宮沢洋一(自民)
他に御発言はありませんか。
青木愛君。
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