桜井徹日本大学名誉教授/博士(商学)

2025年2月12日・第217回国会 参議院 国民生活・経済及び地方に関する調査会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 106 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 114 発言)

今言われましたように、スイスでは、三十二人、住民が百人のところは一日四便、五百人のところは十八便とかいうようにナショナルミニマムを決めているわけです。日本はシビルミニマムを考えようとしているんですけど、ナショナルミニマムの中で各シビルミニマムが達成できるような状況をすればいいと思います。

芸備線の場合は、やはり、この表十、二十八ページにも書きましたように、今問題になっているのは一部区間だけなんですね。芸備線のその備中神代から備後庄原までの間を分離しようとしているんですけど、芸備線は全体として芸備線なんですよ。今、広島県知事や、そういうのを協議会で主張しているんですけど、全体なんですよ。全体のネットワークを活性化することが必要なのに、JRの方はもうとにかく切捨てで、活性化をしようとしない。だから、雪がちょっと降るたびに芸備線が止まっていますよね、今。ほとんどもう投資をしないからなんです。

やっぱり、社会的な効率ってさっき言いましたけれども、社会的な便益というものをJRが大事にするならば、長期的に見れば自分の利益にもなるんですよ。そういうことを見ていないところに最大の問題があるんじゃないかと思っています。

以上です。

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