石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年5月19日・第217回国会 参議院 予算委員会 第17号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 103 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 169 発言)

その議論は、私、副大臣当時からずっといたしてまいりました。してきたから偉いなんぞと言うつもりは全くございませんが、それが問題の本質だと私は思っております。

米の消費というものを増やしていくためには、価格弾力性を逆手に取るようなことをしてはいけませんで、安い価格でも消費者の方々に食べていただくということは実現していかねばなりません。リーズナブルな価格と言ってもいい。そうすれば当然、米価は下がるのです。その場合の所得をどの農家さんに対してどのように補償していくかということがこの問題の本質だと私は思っております。

供給不足はないということは、前提として議論することは、やっぱり私は疑ってみるべきではないかと。やはり、これだけ生産調整をずうっと続けてまいりました。そうしますと、どこかで閾値を超えたのかもしれないという感じを持っております。これ以上生産を減らすということが起こると、価格弾力性が低いというのがもろに効いてまいりまして、価格の高騰を招くということが今起こりつつあるのではないだろうか。

先ほど、委員の御所論は恐らく、これも私も長い交友がございますが、山下キヤノンの主幹の御意見にかなり近いのではないかと承知をいたしております。そのことは私自身もよく精査をいたしておるところでございまして、本当に良い解を生産者のためにも消費者のためにも、そして海外に向けて出すということを、私、テレビ番組で申し上げましたらば、おまえ、国内の方が先だろうと、何で海外の話をするんだというふうなお叱りをいただきましたが、当然、海外に出すということによって余力を持つ、供給余力を持つということは大事なことでございます。そのこともよく認識してまいりたいと考えております。

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