石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年5月19日・第217回国会 参議院 予算委員会 第17号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 34 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 169 発言)

それは先ほど委員が米のところでもおっしゃいましたが、価格は市場で、所得は政策でということを実現するためにどれほどの議論を行い、どれほどの措置をとってきたかということについては、そこはよく御配慮をいただきたいと思っております。

それは今日に至るまで、この年金にいたしましても様々な議論をいたしてまいりました。自民党内におきましても十五回の議論がございました。就職氷河期の方々は非常に厳しい事情によって正社員になれなかった、ずっとパートでいた。そうすると、厚生労働、失礼、厚生年金の部分というものが十分でない。じゃ、その部分をどうするかということについては、これは社会保障審議会年金部会でも賛成論、慎重論、両方ございました。国の中でいろんな立場の方々が御議論いただいて、そこの政府の中でも両論あったものであって、決して自民党の都合だけで遅らせたとかそういうものでは断じてございません。

そこにおきまして、私どもといたしまして、じゃ、その部分どうするんだということの議論になったときに、厚生年金の部分で積立金がある、それを活用したらどうだという御議論もございました。では、その部分を基礎年金の底上げに使うということについては、これもまた賛否両論ございました。そこについて結論を得るということには多少の時間が掛かるということであって、それは政府の組織におきましても両論ございました。

じゃ、今回の年金改革を全て先送っていいかといえば、そんなことにはなりません。いかにしてそういう加入をしていただく方を増やすかということについて、後ほど御説明もあろうかと思いますが、措置を講じてまいりました。あるいは、年金を受け取られる世代の方々で所得が高い方、そういう方々は年金減額という措置をとってまいりましたが、そうすると、高齢者の方々の働き控えということが起こります。そういうことにならないための措置も講じてまいりました。

そういう措置を多く講じているものでございまして、自民党の都合で遅らせたとかそういうようなことはございません。そこは申し上げておきたいと存じます。

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