猪瀬直樹 (日本維新の会)

2025年3月19日・第217回国会 参議院 予算委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 264 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 388 発言)

まあ百二十以上あるわけですね、成分としてね。

先ほど僕が言いましたけど、三年間で十二成分しか移動していないわけですね、スイッチ化されていない、現状はね。だから、やる気がないんですよ、それは。

こういうことを、メディアの皆さんも、これ、政局もいいけど、こういう、国会でこういうきちっとした話をしていて、それで、OTC類似薬は、これは医療費の負担にならないそういう薬で、これからもっともっと普通に、我々はOTC、普通の薬局で買える、あるいは零売薬局で買える、保険掛からなくて買える、そういうものを増やしていくということが大事だということをもう少し調査報道でやっていただきたいんですね。これは国民の監視が必要なんです。先ほどの建物、道路公団監視しましたけど、ここも、PMDAもちゃんと監視しなきゃ駄目なんです。

次行きます。高額療養費の問題です。

今回の国会で話題になりましたが、高額療養費制度について質問します。

パネルのこれですね、これいろいろ御苦労されたんですが、いろいろとやっぱりがん患者さんの御意見も聞いて、変えていかなきゃいけないことは変えていかなきゃいけなかったわけですが、そこで、高額療養費制度というのはそもそも総額で幾らなのかということですね。三兆円です。これ、四十七兆円のうち三兆円ね、必要なものは必要です。

それで、これ、ちょっとパネルの一番端っこのところ、元々の政府の削減案は五千三百億円です、これね、五千三百億円。これは、いろいろとがん患者さんの御意見を聞いたりして、二度目の削減あった。それから、三度目の削減をやって、削減というか訂正を、修正をして、結局は次年度以降に見送るということで一千億円ぐらいになっているんですが、でも、これも撤回したということですね。こういう流れがありました。

何とか保険料を、給付を少しでも減らしたいという厚生労働省の意図は分かるんですが、そのやり方ちょっとまずかったんだと思うんだよね、やっぱり。五千三百億円減らしたいと、それはとにかく減らさなきゃならないと思っている。それは正しいんだよ、減らすのは。だけど、減らさなくていいところを減らしたらいけないと、こういうことですよね。

じゃ、どこを減らすかと、そういう話をしようと思っているんですけれども。つまり、我々にとってセーフティーネットは必要だと。必要だけれども、しかし、ここははっきり削れるんじゃないのというところを示すのが本来は厚労省の役割なんだけれども、ふわっと全体に網掛けちゃった。これが五千三百億円で、そこでいろんな問題と衝突した、そういうことです。

では、じゃ、ここからが今回の医療費削減のテーマの命題です。本当に削減を図りたかったらどうすればよかったかというのは、こっちの一番濃いところ、こっちの端の、これなんですけれども、これ高齢者の特例なんですね。これをちゃんと計算すると三千四百億円になります。

つまり、最初に言った、全体にふわっと網かぶせて、がん患者さんとかを追い詰めるようなことを含めて網かぶせてしまっているのが五千三百億円だけど、この高齢者特例のところだけきちっと外せば、もうその六割の三千四百億円が削減できるんですよ。これも本当は厚労省いろいろ考えたでしょう。だけど、やっぱり総花的にやっちゃうのがお役所なんですよ。ここは、だから政治家の判断が必要なんですね。

この高齢者特例ですけれども、ちょっと通告と少し前後しますけれども、今年の八月以降、高齢者医療制度を再検討することになると思うんですけれども、その際、この特例に限定して廃止するとか、そういうのをちょっと、今聞いたばかりかもしれないけれどもお考えになって、やる場所をやればいいんですよ。何せ四十七兆円あるところを、これね、誰だって、体にメスを入れなきゃいけない、手術をしなきゃいけないわけですから、手術はみんな嫌がるわけですよ。その嫌がるのを、本当は与党がそれを削っていかなきゃいけないので、野党は増やせとか言ったりする人が多いけれども、そうじゃなくて、それを削るためには何をしなければいけないか。手術なんですから、外科手術が必要なんだ。

だから、ただ総花的に五千三百億円やっちゃったからもう大問題起きた。どこを手術するかということで、僕が今問題提起しているのはこの高齢者特例だということですね。ちょっとそこのところをこれから、新しい考えとして提案していますので、総理、その提案を少し聞いたところで、少しお答え願えればと思います。

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