中谷元 (自由民主党)防衛大臣

2025年3月19日・第217回国会 参議院 予算委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 42 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 388 発言)

加田議員におかれましては、平素から自衛官の募集、再就職、また地位向上などにおいて大変な御尽力をいただいているわけでございますが。

まず、新しい自衛隊員の募集、応募者の減少につきましては、少子化によりまして我が国は深刻な人手不足の社会を迎えておりまして、令和五年七月末の高卒新卒業者の有効求人倍率が最高、過去最高の三・五二倍、これはバブル期を超えるものとなっておりまして、人材の獲得競争は非常に熾烈なものになっているということが大きく影響しているというふうに思います。

また、中途退職者の数の増加につきましては、自衛隊・防衛省が実施をしたアンケートによりますと、やはり達成感、成長感に関する不満、そして上司からの評価、またフィードバック等の承認、称賛に関する不満、また定年後の再就職とか、また処遇、社会的な地位、叙勲など多岐にわたっておりまして、非常に拘束される時間が長いということも非常に勤務時間における不満となっております。

こうした状況も踏まえまして、昨年、石破総理のリーダーシップの下、自衛官の処遇改善や再就職援護に関する関係閣僚会議が開かれました。この結果、各省、非常に協力をいただきまして、基本方針に基づき、三十を超える手当の新設また引上げなど、過去に例のないような取組を実現することとしております。

また、現代にふさわしいリーダーシップを身に付けた自衛官の養成、エンゲージメントサーベイの実施などによりまして、自衛隊の組織文化そのものについても変革をしていくということにしております。

このように、基本方針で取りまとめた各施策の実施を通じまして、自衛官の処遇改善、また生活・勤務環境の改善に向けまして、こういった募集の減少に対して対応してまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

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