石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年3月14日・第217回国会 参議院 予算委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 62 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 231 発言)

さればこそ、NPTというのが大事だと思っております。NPTは核不拡散ということを目的としたものでございまして、いかにして核を拡散させないか、そこにおいて、NPTに入っていない国、そういうものが核を保有するような、そういうことも抑止をしていかねばなりません。

と同時に、私は、前から持論なのですが、拡大抑止というものももちろん大事です。しかし同時に、懲罰的抑止力、報復的抑止力というのを私どもはアメリカの拡大抑止によっております。日本がそのような能力を持つことはございません。だとするならば、拒否的抑止力というものをどれだけ高めるか。核を使っても全く日本人は一人たりとも死なないのだ、じゃ、使っても意味ないねという、それがミサイルディフェンスでありシェルターの整備であり国民の保護というものだと思っております。

ミサイルディフェンスには随分力を入れてまいりましたが、シェルターの整備は遅々として進んでおりません。ウクライナがなぜ持ちこたえたのか、あるいはフィンランドでありスウェーデンでありノルウェーであり、隣にソビエトという国がありながら、なぜ冷戦期を生き延びることができたのかということを考えたときに、それはシェルターの整備率が非常に高いということがあったと思っております。

私は、核抑止、核不拡散と同時に、国民保護というものに更に力を入れてまいりたいと固く思っておるところでございます。

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