赤澤亮正 (自由民主党)内閣府特命担当大臣(経済財政政策)

2025年3月12日・第217回国会 参議院 予算委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 268 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 323 発言)

まず、委員が、確かに通年で見たときに昨年も実質賃金はマイナスであった、そのとおりなんですが、一つ御指摘をしておきたいのは、マイナス幅が非常に小さくなってきていると。三年続けてマイナスと言っていただいたけれども、マイナス幅は小さくなってきているということは御指摘をしておきたいと思います。

その上で、どうして実質賃金はマイナスなのかということについては、これはやっぱり端的に言えるのは物価の問題があると思っております。私どもは日銀と政府でアコードを結んで、これ十数年前でありますが、物価目標、これを二%、安定的、持続的に実現をするということでやってきている中でありますが、そのときのやっぱり考え方は、例えば、賃上げはそれで三%となれば実質賃金はプラスの状態が実現でき、それが続けば国民の皆様にも今日より明日が良くなるということを実感していただける、豊かになっていっているなと思ってもらえるということです。

現にそうちょっとなっていないところがあって、御案内のとおり、まず輸入物価というものがコストプッシュ型のインフレを呼んでみたり、そして最近でいえば、やっぱり本当に身近な品物であります食料品、特に猛暑とかいろんなこともあって野菜の価格が想定外に高い、あるいは今問題になっております米の価格とか、そういうことで、国民の皆様に身近なところで物価が高いと。それでまた、エネルギー価格についてもそういう状態が続いてきたことで、国民の生活も、あるいは会社経営されている方であれば経営も苦しいという、実質賃金はマイナスになるという状況が続いているものというふうに認識をしております。

その上で、その点については、痛みが生じている部分に適切に対策講じるということで、低所得者世帯の皆様への支援金でありますとか、あるいは自治体の事情に応じて使っていただける重点支援交付金などで手当てを続けているという状況にございます。

また、御案内のとおり、ガス、電気等についても対策を講じ、ガソリンについても百八十五円を超えるときちっと発動されるような仕組みをつくって、何とか国民生活あるいは経営をお支えしていこうとしているところでございます。

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