加藤勝信 (自由民主党)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)

2025年3月10日・第217回国会 参議院 予算委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 148 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 389 発言)

まず、災害の被災者の方々に対する税制の支援措置については、平成二十九年度税制改正等において住宅ローン控除の重複適用、先ほど資料ございましたけれども、前もローンがあって、それが、東日本大震災でそのままそれが倒壊をし、そのローンも抱えながら新たな住宅のローンに入っている、そのときには両方、本来なら今住んでいる家だけなんですが、その前も含めて両方適用するという形、あるいは雑損控除等の繰越期間を三年から五年に延長と、こんな措置はこれまで行ってきたところであります。

今お話がありました能登半島の地震に関する税制の特別法において措置した特例措置は、能登半島地震の規模、起きた時期が令和五年度分所得の課税期間、まさに一月一日でございましたから、まずその際であったようなこと、また、雑損控除等を令和五年分への適用を認める特例的な対応を講じることが被災者の生活再建に向けて特に有効と考えられることから、本来、所得税制というのは暦年主義で一月一日から十二月三十一日までの所得ということでありますが、その例外として行ったところでございます。

御提案は、雑損控除の前年分所得への適用の特例を常設化した上で、例えば災害救助法の適用や激甚災害の指定に連動させて適用したらどうかという御意見だと思います。

災害の被災者等の生活再建に向けた取組を支援することの重要性、これは全く同じ認識でございますけれども、その上で、先ほど申し上げた所得税制、税法そのものが暦年主義になっているということ、また災害の被災者間での公平性、こういったものをどう考えるのか、こういった点についてしっかりと議論をしていく必要があるというふうに考えております。

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